私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

修理屋選びの難しさ

2017-03-01 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 クルマというのは身近な存在だけど、その修理をどこでやれば妥当なのかを考えたとき、難しい問題を含むと思っている。

 購入したディーラーなら、メーカーというブランドがあり安心かといえば、そんなことは断じてない。次々と部品を替えられ、それでも治らないという話は良く聞く。ボデー修理なんかは最悪だ。いわゆる骨格部位(溶接系)パネルを板金技能がない故に、安易に交換してしまう。修復後、買取業者の査定に見せると、これ事故車ですねと、大幅に減価された価格が提示<されることになる。

 街の自動車屋や板金屋ならどうだろうか。これは、驚く程に技能レベルに差異があるにが実態だ。ある程度、クルマの整備や板金のスキルあるものなら、そのレベルは見抜けるが、一般のユーザーには困難だろう。これは、工場建屋や導入設備の立派さとは無関係なので、選択肢として難しい問題だろう。

 ただ、工場建屋や機械設備は古くても、工場内が整然としており、工場床などの清掃がある程度行き届いている工場というのは、経験上腕は悪くないものだ。このことは、整備屋にしても板金屋にしても、腕の良いプロは、作業中のいかなる場面で眺めても、雑然さが少ないことを見知るからだ。腕がなくて到底プロと呼べない者は、作業の途上の周辺は、工具や取り外し部品が散乱し酷い有様なのは、時々ちらりと見てるが、呆れて眺めている。

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