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共産党が変われるかの瀬戸際の事態

2023-02-22 | コラム
共産党が変われるかの瀬戸際の事態
 今次の、共産党の党破壊活動の禁止という名目での、除名事件は、共産党だけでなくある目的を持つ団体には宿命的に付いて廻る問題を秘めていると感じる。つまり、革命を起こした新しい政権権力は、二度目の革命により革命成功者の絶体権益を護持するため、徹底的に既得権を維持する体制を構築するのが世の常のことであり、それが独裁へと結び付くと云うことだ。現在の志位委員長が特別悪だとは思う訳ではないが、やはり22年も委員長を継続することは異常で、しかも今回の問題の決着の仕方も、如何にも規則だけを楯に取った一方的なやり方で、そこには言論の自由とか日頃党自体の訴えてきたことと相反する要素が垣間見え、あまりに拙速に結論を下したという感が拭えない。これをみて、やはり共産党という組織は、致命的な欠陥が内在していると思った方も多いのでないだろうか。

 ところが、今日見た記事に、今回の事態を見て共産党の重鎮たる不破哲三(93)氏が、危機感から新たね新委員長模索への動きを見せているという。まあ、この不破氏も長年共産党委員長を務め、現在でも不破邸には党の世話人が常駐するという特別待遇の中で生活している様だから、志位委員長とあまり変わらない、ある意味でソ連時代のノーメンクラツーラ(共産党特権階級)の一種であるのだろうが、志位委員長が気付かない党の危機を先に気づいたと云うところだろう。この問題を解決しない限り、共産党という組織体は、衰退滅亡への加速を強めることは確かだろう。

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2年も”在位”した「志位和夫共産党委員長」の後継者選びがようやく動き出した…有力候補は「意外すぎる30代」
現代ビジネス 2/22(水) 7:37配信
 2000年に共産党委員長に就任し、22年にわたって“在位”する志位和夫氏(68)。さぞ権勢をほしいままにしてきたかと思われるが、さにあらず、なのだという。
 「共産党の委員長を天皇にたとえるのは皮肉が過ぎるかもしれませんが、志位氏が天皇だとしたら、上皇としてまさに院政を敷くのが不破哲三前議長(93)です。不破氏の考えに志位氏が反対することはなかなか難しい。そんな不破氏がついに、志位氏の交代を視野に動き始めたようです」(共産党関係者)
この続きはソースURL:https://news.yahoo.co.jp/articles/313cc17e33ca086ca8772c0ee7f3d97cce72bfbb

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