私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

法律論が常に正義か?

2020-03-17 | 事故と事件
 昨今、地上波TVをほとんど見ないと公言する言論人は多い。かくいう拙人も同様で、大まかに云えば9年前の311東北震災=東電福島大崩壊事故の頃を境に、地上波TVをほとんど見ることはなくなった。その理由は、それ以前からTVが流すバラエティの内容が白痴でであるとか、ワイドショーを仕切るキャスターが余りにも偏向した発言を行うのに気付かされ嫌になっていたこともあるのだろう。そして、311のパニック報道で、今正に原子炉の冷却不足と過熱で水素爆発が起こっていると同時に、当時の与党(民主党)幹事長が「直ちに危険はない」を連呼するのを聞いたのが止めを刺したと感じている。

 そんなことから10年以前前というか、インターネットが普及し各種SNSだとかYoutube動画が普及するにつれ、その様なメディアを比較して自己判断するのが、やはり現代の情報の入手としては正しい方向と確信している。地上波TVとか新聞、雑誌などの既存メディアは、自己組織の安全を第一義に思考する既得権とか大手代理店とか広告主の意向を無視できないという宿命がある以上、ものごとを客観的に報じることはもはや不可能となりつつある事は確かだろう。昔聞いた、「ジャーナリストの使命」なんて言葉は、例え一部の個人ジャナリストには生き残っているのだろうが、組織生存というねじ曲がった秩序維持の前ではかき消されてしまうということなのだろう。

 さて、今回感じたのは、昨年の衆議院で一議席を得た「N国党」(NHKから国民を守る党)の立花党首だが、ある意味捨て身のそこまでやるかの行動を繰り返しつつ、NHKにダメージを与え続けていたのだが、近日警察の任意聴取とガサ入れを受けたということが報じられていた。これについて、予て立花氏の行動に、批判的な元共産党の篠原常一郎氏が、従前から立花氏のことを告訴状として警察および検察に告訴していたこともあり、さも当然の結果と自己満足の動画をYoutubeで論じているのを見て、以下2つのコメントを記したので、書き留めておきたい。

コメント1
eizi kimura
20 時間前
篠原大先生は正に共産党の思考が強い方と改めて思います。一見筋が通った秩序正しいと見える現世だが、様々な矛盾に充ちているのが現状だろうと感じます。そこで法律論を持ち出し、悪者を仕立て上げる手立ては正に共産党の思考だと感じます。確かに立花氏の行為は法律違反に問われるべき問題なんでしょう。しかし、一方NHKの外注先の集金人企業や、その監督責任を持つべきNHKの責任を除外して論議すべきことなのでしょうか?


法律違反の競合という問題ですが、どちらか根源でどちらが社会的に悪質性があるのか、そこに触れずに、自らの正当性だけを主張し論評するあなたは、正に共産党そのもの思考で、誠に受け入れ難い思考を持つ方だと再々認識しました。

コメント2
eizi kimura
54 分前
ものごとを客観的に眺めれば、現状のNHKに種々の問題があると認識しているのは、立花氏も篠原氏も同様だろう。そして、どちらも世間の注目を集め、Youtubeでの収入を得ようという賤しい金銭欲がないとは云えぬことも確かだろう。


しかし、立花氏は現状の法律に例え抵触しても究極のNHK問題解決を見据え戦っているだろうと思える。しかし、共産党思考の篠原大先生は、NHKは良くないとしながらも、HNkの罪は見て見ぬ振りをし、立花氏の罪だけを論じ、その罪を指摘する。このことは、共産党始め、現在の与党全般に云える、問題の矮小化とか自己防御の姿勢しか見えて来ないと云うのが拙人の思いだ。
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ベース動画
N国党 家宅捜索 立花党首 罪をつぐなうゴルフ NK国とSK国の明日…
古是三春_篠原常一郎
https://www.youtube.com/watch?v=ouVGg6kVQuI&lc=z22hsfdz3ovnib1d4acdp431ki10xedobew0derjmihw03c010c

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