古いクルマを、今改めて眺めた時、新鮮にすら感じられるのは、同様の思いの方も多いのが、このFaesbook等の写真にも旧車が多く登場することで判ります。
しかし、旧車の現状とか復元課程を幾たびも見て来て思うのは、部品が供給が不可能な中、如何に腐蝕したボデーを復元するのが大変かということでもあると感じます。(エンジンなどメカ部品も、部品なしから一品製作が必用になるなど、それなりに苦労は生じるのでしょうが・・・)
確かに販売時から50年を経て、ボデー鋼板が腐蝕するのは判りますが、現在のクルマでは、昭和時代(1960年~1970年)のクルマの様と比べ、幾ら50年を経てもそれ程の腐蝕は生じないだろうと判じております。それは、偶に出掛ける自動車解体業社の積み上げられた多くのクルマを観察しても、事故車部分以外のボデーに腐蝕が生じていないことからも確かなことだと思えます。その主な事由は以下の様な事柄からと思われます。
・昭和の終盤(1980年頃)から、塗装工程の初期に実施される下塗り工程にカチオン電着(ED)塗装が導入され、合わせて塗料も水溶性のエポキシ樹脂?系熱硬化型が採用される様になったこと。
・特に錆びやすい部位には大幅に亜鉛メッキ鋼板が採用される様になったこと。
・ボデー設計もしくは製造において閉断面部位等、水抜けが悪いヶ所への水侵入を防ぐシーリーング処理や、もしくは水抜けし易い考慮がされる様になったこと。
・モールディングやエンブレム、小部品のボデーへの取付について、旧来はボデーへ直接タッピングスクリューやボルト、クリップで止めていたのを根絶し、すべて樹脂グロメットを介して取り付けたり、接着剤(両面テープ)で貼り付ける等して、塗膜を破壊しない考慮がなされる様になったこと。
しかし、旧車の現状とか復元課程を幾たびも見て来て思うのは、部品が供給が不可能な中、如何に腐蝕したボデーを復元するのが大変かということでもあると感じます。(エンジンなどメカ部品も、部品なしから一品製作が必用になるなど、それなりに苦労は生じるのでしょうが・・・)
確かに販売時から50年を経て、ボデー鋼板が腐蝕するのは判りますが、現在のクルマでは、昭和時代(1960年~1970年)のクルマの様と比べ、幾ら50年を経てもそれ程の腐蝕は生じないだろうと判じております。それは、偶に出掛ける自動車解体業社の積み上げられた多くのクルマを観察しても、事故車部分以外のボデーに腐蝕が生じていないことからも確かなことだと思えます。その主な事由は以下の様な事柄からと思われます。
・昭和の終盤(1980年頃)から、塗装工程の初期に実施される下塗り工程にカチオン電着(ED)塗装が導入され、合わせて塗料も水溶性のエポキシ樹脂?系熱硬化型が採用される様になったこと。
・特に錆びやすい部位には大幅に亜鉛メッキ鋼板が採用される様になったこと。
・ボデー設計もしくは製造において閉断面部位等、水抜けが悪いヶ所への水侵入を防ぐシーリーング処理や、もしくは水抜けし易い考慮がされる様になったこと。
・モールディングやエンブレム、小部品のボデーへの取付について、旧来はボデーへ直接タッピングスクリューやボルト、クリップで止めていたのを根絶し、すべて樹脂グロメットを介して取り付けたり、接着剤(両面テープ)で貼り付ける等して、塗膜を破壊しない考慮がなされる様になったこと。
