私の思いと技術的覚え書き

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収れん火災のこと

2022-04-11 | コラム
収れん火災のこと
 収れん火災とは、クルマの車内だと太陽光が何らかのレンズの機能を果たすもの(この事例では透明な吸盤)により、その焦点となった対象物がピンポイントに過熱されて発火に至ると云う事故だ。

 予て車両火災の実物を幾つも観察なり調査してきたが、この収れん火災のことは聞いていたが、実際の事に触れ合った経験はない。

 気を付けようと云っても、なかなかテストとして再現しようと思っても、虫眼鏡など正規のレンズでなら容易に再現できるが、その他のものでは容易に再現は難しそうだ。せめて、太陽光を請け易いフロントとかリヤのガラスには、透明吸盤を使用しない程度が防衛策なのかと感じる。
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車のダッシュボードであわや火事 日常に潜む恐怖に「気がついてよかった」安堵の声
ABEMA TIMES 4/11(月) 10:24配信
日常生活に潜む「収れん火災」には要注意
 車内に潜む意外な危険によって、あわや火災の大惨事に…。車内に限らず日常生活の身近なところに存在する火災の実例がネット上で反響を呼び「大事になる前に気がついて良かった」「もし(車に)乗ってなかったら…」など様々な声が寄せられている。
 なにやら車内から突如、煙が…。どうやらメガネ置きの白く光っている部分から煙が上がっている。あわや車両火災になり兼ねない危険な場面。その原因は、フロントガラスにお守りを吊るしている吸盤。この吸盤が太陽光を集めるレンズの役割を果たしたようだ。
 このケースでは幸いにも投稿者が煙の原因に気づいて吸盤を外し、大事には至らなかった。太陽光がレンズや鏡で集められて発生する火災を“収れん火災”といい、吸盤の他にも、ペットボトルや化粧鏡など、日常生活の身近な商品で発生することがあり、光が差し込む場所にモノを置く際は注意が必要だとのこと。
 あわや大惨事を免れた恐怖の映像に対して、ネットからは「大事になる前に気がついて良かった」「もし(車に)乗ってなかったら…」などの反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)


#収れん火災


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