私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

栄枯盛衰を思う

2014-12-21 | コラム
 近年の街中の街道を眺めた時、ここは元八百屋、ここは肉屋、ここは自転車屋、・・・と、なんて個別小売り店がなくなってしまったことに誰しもが気づいていることでしょう。その代わり、郊外には大型量販店というべき大店舗か、街中であっても飲食店でのファミレスやフランチャイズをメインとしたファーストフードしか目に付きません。何故、こういう現象が起こったのか、確たる原因は判りませんが、つまるところは資本力の差ということになるのでしょう。正に栄枯盛衰の様です。

 ところで、一般商品を売る小売業は激減しましたが、自動車整備業や板金塗装業は、多少の減少はあるのでしょうが、そこまでの変化はない様に感じます。これを何故かと考えた時、大資本が乗り出せない素地があるからと思えます。特に板金塗装業に顕著ですが、作業が平準化されてなく技能習得が難しく、設備とマニュアルさえあれば例え素人でも即できるという商売ではないからと思えます。しかし、このことは大手の進出を阻むものと同時に、自らの採算を確保するのが難しい業種であることも示しているのでしょう。

 話は戻りますが、ファミレスがあまり好きでなく、少ないながらも営業を続けている昔ながらの食堂へ一昨日に立ち寄り「カツ丼」を食べました。古い綺麗とはいえない店(不潔という意味でなく)ですが、ほっとした気分になります。
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