私の思いと技術的覚え書き

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どうにも理解し難い神経を感じる人物

2008-11-11 | コラム

 またまた、ある会社のアジャスター(以下彼と記す)から聞いた、「どうにも理解し難い神経を感じる人物」の思い出として記して見ます。

 彼が東京に程近い比較的大きな損害サービス拠点に所属していた頃の話しだそうです。そのサービス拠点の長(親会社の課長職)が、ことある都度に前任地の薩摩地方の焼酎等を取り寄せ、当時の親会社役員である実力者へ送る姿を見せ付けられたと云います。彼は私に「別に恩義を感じる者に贈答する行為を否定するつもりはないんだが、何で周辺に知れる様に行うんだろうね」と云うのです。そして、「もしかしたら、実力者との関係を周辺に誇示したいのかもしれんがね」とも云うのでした。

 この話を聞き、私には理解し難い、恥辱心を持たない方であると感じた次第です。彼によれば、その課長職はその1年後に副部長職へ、そして現在では部長職になっているとのことでした。確かに組織において、出世して行くための実情として天井人からの引きも必要なのは判りますが、その様な行為がはびこった組織は、凋落して行く運命にあるのは間違いのないことでしょう。

余話

 彼が周辺のアジャスターから聞いたさらに昔の話だそうですが、やはり当時の課長職が役員宅へ贈答品を渡すための「アッシー」させられたことを聞いたと話していました。この課長は当時の社内裏仮称で◎◎軍団なる派閥の一員でしたから、「似た様なことが営々と続いて居るんだ」としみじみと語っていたのです。




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