私の思いと技術的覚え書き

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章男そっくり・危険だなぁ!

2023-02-07 | コラム
章男そっくり・危険だなぁ!
 この下らない記事を走り読みして、「章男そっくり」とは「安倍そっくり」と共通するものを感じつつ、危険だなぁ、ヤバいなぁという感をあくまで私見として持つ。
 と云うのは、私はトップリーダー(経営者とか為政者)としての章男氏や安倍氏をまるで信じられなかった。

 それは、言葉の端々の背後に見える、軽薄さとか、何らかのバイアス、もしくは影の力が作用した結果の意見表明であることが見えていたからだ。
 車両メーカーに取ってクルマが好きは、それはマイナスではない。しかし、そんな者は世に掃いて捨てるほど多くの者がいる。その上で、トップリーダーとして、世を俯瞰しつつ未来を予見し、進路を示す力が必要なことは間違いないだろう。この記事記した片山某なる者は、およそ大昔のアニメ「巨人の星」のイメージで者を語る軽薄評論にしか感じられない。

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トヨタ新社長、豊田章男氏にそっくり 「努力を惜しまない」「クルマ愛」など多くの共通点〈AERA〉
AERA dot. 2/7(火) 8:00配信
 トヨタ自動車の豊田章男社長が、トップ交代を決断した。後任はエンジニアで執行役員の佐藤恒治氏。大抜擢の背景とは。AERA 2023年2月13日号の記事を紹介する。
 ついに動いた。なぜ、いまだったのか──。
 トヨタ自動車社長の豊田章男氏は、執行役員でエンジニアの佐藤恒治氏にトップの座を譲り、自らは会長に就く発表をした。
 章男氏は、強烈な危機感を持っていた。コロナ禍、ウクライナ問題、米中対立など、深刻な危機の中、トヨタひいては日本の産業界は、停滞感、閉塞感に見舞われている。このままいけば、日本は世界の成長から取り残される。世界最大級の自動車メーカーのトヨタとて安泰ではない。
 わが国の自動車産業は、関連産業を含めて550万人の雇用を支える基幹産業だ。トヨタがこければ、日本の雇用も危うくなる。
 章男氏は、感性が鋭い。当然、ネガティブな空気を感じていたはずだ。このままで大丈夫かと考えたに違いない。一点突破策として、社長交代が浮かんだのではないか。自分が退き、若い社長を抜擢することで、トヨタが変わろうとする姿を世の中に示そうとしたのではないか。
 トヨタの社長交代の動きは、インパクトをもって迎えられた。トヨタ社内の空気だけでなく、日本を取り巻く空気をも変えたのは間違いない。
 章男氏が次期社長に選んだのは、53歳の佐藤氏である。なるほど、彼が選ばれたのかと納得した。
 20年前のインタビュー後、彼の案内で社内の見学に誘われた。御曹司、お坊ちゃまと色眼鏡で見られていたが、章男氏は、こんなにも明るく、育ちのよさが感じられるナイスガイかと思った記憶がある。偉ぶったところは、微塵も感じられなかった。普通のサラリーマンの印象だった。

■秘蔵っ子を鍛える
 新社長に就く佐藤氏の明るさ、エネルギー溢れる姿は、あのときの章男氏を思い起こさせた。まるで若き日の章男氏にそっくりではないか。
 だから、息が合う。章男氏が彼を“秘蔵っ子”として育てたのも、自らの姿を重ね合わせたからだろう。章男氏は、つねに佐藤氏をそばに置き、大いに鍛えた。
「章男社長からは、千本ノックを受けています」
 と、佐藤氏は語っている。
 実際、章男氏と佐藤氏には、いくつかの共通点がある。一つは、努力を惜しまないことだ。
 「トヨタの思想、技、所作を身につけようと、クルマづくりの現場で必死に努力をしてきた人だから」
 章男氏は、佐藤氏を社長に選んだ理由をそのように述べたが、章男氏自身、40代後半にして、故・成瀬弘氏に手ほどきをうけ、ドライビングテクニックを身につけるなど、努力を惜しまない人である。
 2人のクルマ愛の強さについては、説明するまでもないだろう。1月の「東京オートサロン」の席で、章男氏は、佐藤氏を次のように紹介した。
「『AE86』(1983年発売のトヨタ車)を買ったということばかりをネットでアピールしている人がいます」
 章男氏が「なぜ、『AE86』を持ってきていないの」と問いかけると、佐藤氏は「愛が強すぎて、いろいろ直し過ぎて、まだバラバラで持ってこられませんでした」と応じた。
若い世代が答え出す
 モータースポーツ好きも共通する。章男氏同様、佐藤氏もレース場に足しげく通う。水素エンジン搭載の「カローラ」で耐久レースに参戦し、記者会見では章男氏と息の合ったところを見せる。
 2人の相違点といえば、66歳の章男氏に対し、佐藤氏は53歳という若さがあることだ。「トップには、体力、気力、情熱が欠かせない」と、章男氏は会見で述べている。(ジャーナリスト・片山修)※AERA 2023年2月13日号より抜粋


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