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金融庁による工賃単価について

2024-06-24 | 問題提起
金融庁による工賃単価について
 本調査は日本自動車車体整備協同組合連合会に加盟する全国の自動車車体整備事業者等(以下「車体整備事業者」という。)に対し、車体整備事業者と
損害保険会社との間における工賃単価1に係る実態を把握するため実施した。

 調査は調査時期:令和5年6月16 日〜7月31日及び9月6 日〜9月22日、調査票回収数:3,151 事業者、 回答率:74.0%だった。

 その内、「10.自動車修理業務について、損害保険会社との取引に係る意見等」というものを、私なりに各項目

*金融庁は今年R6年2月に以下の調査を発表した。
PDFのアイコンの画像です。(別紙)「工賃単価に関する調査結果」(PDF:1.1MB)
https://www.fsa.go.jp/news/r5/hoken/20240229/01.pdf





10.自動車修理業務について、損害保険会社との取引に係る意見等。
 自動車保険を用いた事故車両の修理に関して、自由意見を求めたところ、以下のような意見などが寄せられた。
 そのうち、主な意見としていては、別の項目での回答にもみられたように、損害保険会社・アジャシターの交渉姿勢に関する意見(354件)が最多であるほか、足下の物価上昇を踏まえた工賃単価の引き上げに関する意見など、様々な意見が寄せられた。(回答数:1,777件)

(注1)各意見に含まれる要素別に集計。意見の複数の論点が含まれている場合は、それぞれの要素を集計したため、意見を提出された車体整備事業者の数とは一致しない。

(注2)主な意見は以下のとおり。なお、意見の内容に係る事実関係等について、当庁が確認したものではない。

・損害保険会社には、全部とは言わないまでも、工場側の言い分を聞き入れる体制してほしい。
→どうぜん一部に工場だろが、工場の意見を一部の損保もしくはアジャスターは無視している。

・各損保の価格改定をみると、損害保険会社は車体整備工場をパートナーとして考えていない様に感じられる。
→先殿の意見と同じだが、工場側をパートナーとしていない。

・当社は独自のレートを認めてもらうため、全社パンフレット、会社見学、機材や設備投資を実際に見てもらう働きかけをしたが、損害保険会社は見にすら来てもらえない。
→当社(工場側)は、独自のパンフレット、会社見学、機材や接部を会社担当者に見てもらえる様にしたが、見てくれない。

・同じ損害保険会社であても、アジャシターによって交渉態度・内容が異なる。
→同じ損保であっても、工場態度とか内容が、アジャスターによって異なる。

・車の修理に対して、実作業の工程や内容を知らないなど知識の無いアジャシターが多く交渉にしらならない。
→30年前にアジャスターは結構に工場を良く確かめた。しかし、今のアジャシターは実作業の工程や内容を良くわらない様だ。

・アジャシターは、総額での値引きを要求してくるため、値引き要求額が大きい損害保険会社とは先行協定するようにしている。
→値引きが大きい損保は、先行協定というより、裏でもっと乗せるとフロントマンもしくは工場長がぱっぱを仕掛ける。

・見積金額を作業後に損害保険会社側が「値引きしろ」と言う業界は車業界だけでないか。修理作業後では、どうしても修理業者側の立場が弱くなる。経営上、やむなし値引きを受け入れることがある。
→特に「値引きしろ」とは損保の中での話しだ。このまま理由すると、「協定できない」(損保はそのままにする)とか弁護士により民事訴訟になる。

・修理費用が、損害保険会社側が提示した金額と合わないとの理由で、協定を不要に長引かせ、修理代金回収を困難にすることをやめてもらいたい。経営上、やむなく値引き上げ前より厳しい状態となった。
→よくあるよが損害保険会社が協定から、その計算までに余計に日数が要しる。「経営上、やむなく値引き上げ前より厳しい状態となった」とは、損保とは仲良くやってもらいたい。

・お客様車両の安全や品質に関わる作業内容を、損害保険会社から多々拒否されているが、認識を持ちつつも、会社の指示と上司のチョックを恐れて、減額交渉している者もいる。
→工場が安全や品質に関わる作業内容を、損害保険会社から多々拒否している。また、会社では上司のチョックを恐れて、減額交渉している者もいる。

・作業内容、作業工数などについて、作業内容を細かく撮影したほか、損害保険会社に丁寧なに説明することで、自らの主張を理解してもらえるようになったが、大変な労力を要した。
→作業内容と工数について写真と損害会社に丁寧な説明で自らの主張を理解してもられるが、大変な労力を要した。

・納得いかない所は教えてもらい、お互いにスムーズに協定出来るよう画像を共有して良い関係が構築できるよう努力している。
→納得いかない所は教えてもらい、お互いにスムージに写真を共有して構築に努力している。

・レバーレートは設備費、人件費、稼働率等を踏まえた適切な原価計算で算出されるべきものと理解している。その算出方法は非常に難しいが、今後は生き残るために自社のレバーレートを算出し、個別協議のうえ協定したい。
→これは、今の「今後は生き残るために自社のレバーレートを算出し、個別協議のうえ協定したい」というがそのとうりだ。

・損害保険会社は、車体整備事業者から提出された原価会計処理を基礎とした工賃単価算出方法を尊重することなく、損害保険会社が決めた低い工賃単価を押し付けてくるため、仕方なく利益のほとんど出ない修理費用での協定を強いられてきた。今後、こうした押し付けは一切やめてもらいたい。
→これも、「損害保険会社が決めた低い工賃単価を押し付けてくるため、仕方なく利益のほとんど出ない修理費用での協定を強いられてきた」というが、「押し付けは一切やめてもらいたい」と言うこと。

・損保指定工場制度(事故車誘導という餌をぶら下げて様々な無料サービスの提供)の見直しが必用。
→損保指定工場制度の見直しが必用が絶体に必用だ。

・代車費用、事故車の引取・納車費用、産業廃棄物の処理費用などの適正料金を支払ってもらえていない。損害保険会社からの入庫紹介の場合など、サービスになるケースはあるが、入庫紹介してもらっている関係上、強く言えないこともある。
→代車費用、事故車の引取・納車費用、産業廃棄物であっても、自社の見積には絶体に必用だ。だたし、「入庫紹介してもらっている関係上、強く言えないこともある」と言うのはあくまで水影論だろう。

・損害保険会社の中には工賃単価の高い車体整備事業者への入庫を拒否する、または入庫紹介による囲い込みが発生している。
→損保には「入庫を拒否する、または入庫紹介による囲い込みが発生している」とあるが、一工場毎で損がないようにしたいのは判る。

・損害保険会社は、指定工場を増やすことで業界全体の単価を上げさせないようにしている。
→損保から「指定工場を増やすことで業界全体の単価を上げさせないよう」にしているというが、指定工場で何をするのか。

・損保に意見しすぎると、指定工場の解除をちらつかせてくる損保がある。
→損保は「指定工場の解除をちらつかせてくる損保」があるのは、ある意味で指定工場を取り消しする場合もあろう。

・自研センターの指数は、修理をするうえで必用な項目の作業時間が極端に短いため、指数だけでは審美性はもとより安全性の担保するのが難しいことがある。
→そもそも研センターの指数とは損保にとっての営利だ。本当はもっとだだしい工数がある。

・工賃単価もそうだか指数がおかしい。そもそも保険金を支払い側の損害保険会社が100%出資している自研センターで指数を算出して公平性が保たれる訳が無い。他の民間の調査会社の指数も認めるべきである。
→これもそのとうりで自研センターでは公平性はない。「他の民間の調査会社の指数も認めるべきである」と言うのも判る。

・損害保険会社と修理協定することがそもそも間違いである。協定はお客様とするもの。
→これは「協定はお客様とする」ものというのは判るが、「お客様が判らん」場合には、工場でもって「損害保険会社と修理協定すること」にしたい。

・自動車保険は、金銭により損害を補填・補償するだけのものであり、損害保険会社が修理工場に保険金を支払ったり、修理工場が勝手に修理代と置き換えて受け取って良いものでない。自動車保険の保険金の使い道は保険金請求権を持つ契約者の自由である。
→これも「自動車保険の保険金の使い道は保険金請求権を持つ契約者の自由」なのだが、工場は自動車が「動産」価値なのだから、ある場合には「動産」を押さえる。

・そもそも修理の事実に対して支払わる訳では無く、事故と損害の事実、現時点での復帰費用に対する再調逹価格の現実に対して、消費者に金銭として支払われるもの。
→これは「消費者に金銭として支払われる」という点で道理に適っている。

・長年、低い工賃単価のままあったため、会社の経営状況が悪く、社員に正当な給与を払えない、社員を維持できない、新人を採用しても育てる資金・時間が無い、先進安全のため設備投資もできないといった状態である。
→これはその状態が価値を上回ない限りで固定した価値である。

・車体整備事業者においても、自動車特定整備事業と同様の「認証」が必用と考える。自動車特定整備事業者より鈑金ための設備投資額が高額であるにもかかわらず、整備工賃より鈑金工賃が下回っている。
→これは「自動車特定整備事業と同様の「認証」が必用だが、「整備工賃より鈑金工賃が下回っている」というのはおかしい。

・認証工場と同じ仕事をしていて工賃単価に差があるのは納得がいかない。
→「整備工賃より鈑金工賃が下回っている」というのは異常だろう。

・自動車修理業界だけが儲かる、お客様だけが儲かる。それは良くないと思います。業界を取り巻く環境整備を早急に実施する必要がある。
→これは「業界を取り巻く環境整備を早急に実施する必要」をキモにすえる。

・職人の技術も大事にしてほしい。
→職人の技術をするとは、技術なりにもっとも大事なことだろう。

・過失割合に関係なく代車費用は支払うべき。
→過失になっても代車料はもらえるべき。

以上


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