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巨悪は上にある・持続化給付金委託費のトンネル会社で20億中抜き その2

2020-06-04 | 事故と事件
 今回問題になった、「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」だが、以下の情報がある様だ。

・同社団法人の社員は電通とかパソナなどの社員が兼務している。
・同社団法人の定款pdfファイルのプリパティの作成者欄には、経済産業省該当局名が入力されている。
・同社団法人の本社を訪ねてみたが、小さなビルの2Fの一室で、無人であった。事業費2兆余の拒否を投じる企業がこんな小さな企業ということがあり得るのか?
・同社団法人の入札時は、応募が2社だったというが、その他の入札者については国会質問で、経産省は「存じ上げない」と答えている。
・同社団法人の入札価格は、予算額と設定された額(777億)の僅差(769億)で落札されている。
・同社団法人の委託手数料(770億弱)は、案件1件あたり、4~5万円にもなると想定されるが、幾ら何でも割高すぎないか?
・同社団法人は2016年に設立されているが、過去に既に電通、パソナ、トランスコスモスの関係で多数の取り引きがなされている。

 これらを考慮すれば、どうみても「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」というのは、単なるトンネルで、そこを通したという形を作り、利益を計上するだけのものだろう。しかも、その設立には経産省自体が関わり、マッチポンプのごとく税金を費消させているというものだ。この国会予算委員会で質問風景を見聞きしていると、コンクリート屋(アソウ)が仏頂面して返答しているが、「国民をバカにするんじゃない、ふざけるな!」と云わざるを得ない。

【またお友達を優遇?】(国会) 持続化給付金は、電通、パソナ、トランス・コスモスが設立した一般社団法人サービスデザイン推進協議会。1件当たりの手数料が5万円で法外な事務委託費(川内博史議員) 2020/05/26
https://www.youtube.com/watch?v=Jgx-BKFWSGs

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