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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

失われたジャーナリズム

2020-09-10 | コラム
 首相の退陣表明は所詮精神的ストレスなんだろうと思うが、想像するにこの首相も官房長官としっくりした関係であったとは見受けられず、よもや菅官房長官が名乗りを上げるとは思っていなかったのではないだろうか。順当なところとして想像すれば、岸田政調会長辺りに引き継いでもらい、自らの路線を否定もされずに大過なく事後を過ごしたかったのではないだろうかというのが勝手な想像だ。

 しかし、菅官房長が出馬表明するとみるや、直ちに2Fなど体制が賛意を唱え、マスコミも連日、次期首相は菅で決まりという論調だ。と、ここまではまだ許せるが、安倍政権の77年を見事であっぱれ、アベノミクスは大成功というマスコミ共の論調は許せないと感じる。

 まあ、マスコミの代わりに野党は、批判はしているのだが、同じ政治家で代替案も出せない批判だけする野党は許せないというのを通り越し、無視するしかない。しかし、本来マスコミ(ジャーナリズム)とは迎合するものでなく、冷徹な批判精神を失ったら終わりだろう。ということで、野党と同じく無視するしかない。

 ここで、アベノミクスの7年がどれほど価値があったと認められるか、それとそれ以前2000年からの18年で、日本経済がどれほど冷え込み、国民が貧しくなったかを、IMFデータから拾って見たので確認して欲しい。なお、一人当りGDP額は$計算の年収だが、およそ100倍したものが年収額と見なせば良いだろう。



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