その1ですが、新車のバスの受注が増加しており、納期が1年を超える状態だとのことです。バスは特装車に近く、乗用車の様な自動化された製造ラインを持っていませんので、急激な受注の増加には対応が困難なことがあります。今回の受注増加ですが、中国人などを筆頭とする外国人旅行客の増加や、東京オリンピックなどを見据えた増車への流れがある様です。なお、数年前に生じた新潟での大事故により、運行管理が大幅に強化されたりした中、新車需要も落ち込んでいましたから、生産も縮小態勢に入っていたこともあるのかとも想像します。
2つ目ですが、29日に池袋で、30日に雲仙で生じたというバス火災が連続したことです。何れも乗客を乗せての運行中ではなく、停車中のことの様です。池袋の件は、写真を見ると後部エンジン付近は燃えておらず、運転手が「天井ランプで火花が出た」と述べたと伝わることから、室内の天井ランプ付近の電気系の問題があった様に思えます。雲仙の件は、サイドトランクとサブエンジン辺りから出火していることが伺われ、トランク内の荷物かサブエンジン(付帯して温風を作り出す燃焼ヒーターが装備されています)に原因がありそうに想像します。
最近、営業バスの整備および運行管理に関わることになったこともあり、この様なニュースに関心を持つところです。そして、乗用車に比べれば極めて長期間使われるバスですが、室内用のAV機器や照明機器の増設に伴う電装配線が杜撰であることを経験しています。また、サブエンジン(含む燃焼ヒーター)については、その配置などから非常にメインテナンス性が悪く、ともすると原因となるべき予兆の発見が遅れるということがあるだろうと想像するのです。
2つ目ですが、29日に池袋で、30日に雲仙で生じたというバス火災が連続したことです。何れも乗客を乗せての運行中ではなく、停車中のことの様です。池袋の件は、写真を見ると後部エンジン付近は燃えておらず、運転手が「天井ランプで火花が出た」と述べたと伝わることから、室内の天井ランプ付近の電気系の問題があった様に思えます。雲仙の件は、サイドトランクとサブエンジン辺りから出火していることが伺われ、トランク内の荷物かサブエンジン(付帯して温風を作り出す燃焼ヒーターが装備されています)に原因がありそうに想像します。
最近、営業バスの整備および運行管理に関わることになったこともあり、この様なニュースに関心を持つところです。そして、乗用車に比べれば極めて長期間使われるバスですが、室内用のAV機器や照明機器の増設に伴う電装配線が杜撰であることを経験しています。また、サブエンジン(含む燃焼ヒーター)については、その配置などから非常にメインテナンス性が悪く、ともすると原因となるべき予兆の発見が遅れるということがあるだろうと想像するのです。