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【過去の紀行文】興国寺城址訪問と新たに読み始めた本のこと 2004年2月9日

2004-02-09 | 過去の紀行文
 2週程前の日曜日のこと、久しぶりに良い天気で風もなく暖かであったこともあり、比較的近郊にある「興国寺城」(址ですが)というところを訪ねて見ました。

 約500年前に、この沼津市から伊豆一円、そして小田原当たりまでを平定したという、北条早雲(伊勢新九郎)という戦国武将の居城址です。この城址は、建物等はまったく残っていない山城ですが、天守台の土盛りや掘割等は見事に残っており、往時を偲ばせてくれました。

 しかし、掘りを越えて北側の空き地(北曲輪)を散策しましたら、本当に直ぐ近くを新幹線の切り通しが貫通しておりました。たぶん城内の一角を新幹線は通っていることになるのだと思います。近くを横断している陸橋から、轟音を上げて突っ走る新幹線を2・3本鑑賞してしまいました。私も毎日新幹線を乗る身ですが、500年前の城跡を貫通していることを意識する方は少ないものと思います。日曜日はこんな見物をして、今度は北条早雲のことを知りたいなぁ等と思っていましたら、司馬遼太郎氏が「箱根の坂」という本で書いていることを知り、今その本を読み始めた所です。 添付ファイルについて  判りにくい写真と思いますが添付してみます。

 写真06はネットで見つけた復元想像図ですが、これを見てもらえば、ある程度想像が付けやすいと思います。なお、写真005は北曲輪ですが右側が掘りで、左側直ぐの切り通しの下を新幹線が通っています。 送信日時: 2004年2月9日 月曜日 21:52(写真6枚)









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