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 私の思いと技術的覚え書き

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中国の食糧不足がいよいよ現実味

2020-09-05 | コラム
 メインストリームメディアでは未だ報じていないが、様々なNetメディアで中国の食品不足の断片がいよいよ出始めた様だ。曰わく、10人で飯食いに訪れたら9人前で食事する様にとか、飽食を売りにするメディアの番組が規制されたり、これから農産物増産の横断幕が掲示されたりという現象が見られるという。また、一部の地域で、半配給制に近い食料供給が取られ始めているという報も聞く。

 この中国食糧不足の懸念は、既に6月頃の長江流域の大洪水だとか、アフリカ初のバッタの大集団の移動などと共に懸念が示されていたのが、いよいよ備蓄の底が見え始めたというところだろう。

 現在までのところ、習近平などの政府高官は、本問題に言及していないが、まずは民衆への啓蒙を始めたというところではないだろうか。

 ただ、この食糧問題だが、海外から輸入を促進するのが手っ取り早いが、ロシアやオーストラリアは、ウィルス問題もあり自国側状況もタイトであり、応じる様子はない。警戒しなければならないのは日本だろう。既に、長野など、米産地には中国人バイヤーと思われる人物が表れ、農協より高値で買い付けるという話しを行ったという未確認情報がある。

 また、現在日本でも、生鮮食料品など若干高値相場で推移いていることや、長期保存が効くカップ麺、小麦、乾物類の量販店棚の品が、少なめになりつつ推移していることを感じる。このことは、日本人自らが、近い将来の物不足を警戒して、各家庭の備蓄を増やしていることがあるのかもしれない。

 ただし、現在国内に80万人以上いると聞く、在日中国人が購入し、本国に発送している数も相当あるに違いないと思わなければならないだろう。この在日中国人の動きは、今のところさほど目立つものではないが、本国政府の本格的な統制いかんでは、例のマスクが店頭から消えた事件の再来が、食品で起きる懸念があるだろう。

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