私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

コンバーチブルの昨今に思う

2012-07-16 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 いわゆるオープンカーには、コンバーチブルだとか、ガブリオレ、スパイダーなどと国やメーカーによって名称は異なりますが、スポーツカーを中心として各種が昔から作られてきました。私を含めクルマ好きなら、魅力を感じている方も多いと想像します。

 ところで、このコンバーチブルなどですが、従来は布製の幌が折りたたまるものと決まっていましたが、近年(といっても20年程前から)、バリオルーフなどという名称で何枚かに分割された金属製(スチールもしくはアルミ)のルーフパネルが多数の油圧シリンダーの伸縮で折りたたまってトランクに収納されるクルマが増えて来ました。

 このバリオルーフなりは、多数の油圧シリンダーを適宜に順序良くECU制御する技術が可能にならしめたものですが、従来の幌で欠点としてあった、耐候・耐久性、盗難・防盗性、静粛・断熱性などが劣るなどの改善が図られたことも確かなことでしょう。

 しかし、クルマ好きの友人・知人と話していて意見が一致するのは、同じコンバーチブルでも、幌とバリオルーフでは、やはり幌の方が雰囲気が良いということです。つまり、端的に云ってカッコイイということで同感を思うのです。

 このことは車両メーカー(カーデザイナー)も判っていて、オープンエアを楽しめるバリオルーフ車は増加したとはいえ、現在でも幌コンバーチブル車の生産が絶えることはないと感じます。



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