私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

クルマが変わって行く

2008-11-07 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険

 米国でのGM、フォード、クライスラーの深刻な経営危機や無敵を誇ったトヨタの大幅減益等々、このところのクルマ業界を巡る経済環境の悪化が伝えられています。既知の様に自動車関連産業は裾野が広く、部品サプライヤー等の関連業界も急減速状態となりつつある様です。また、新車販売や中古車販売の不振の含め整備、鈑金塗装業等を含めたアフターマーケットへの影響も相当に生じて来るでしょう。損害保険業界だって、自動車保険の比率は半数近くを占めていますから、タイムラグはあるにせよ、影響を生じて来ることは間違いないでしょう。

 ところで、私は背の低いセダンタイプ車が好み(クーペも良いが)ですが、昨今の道路を走っていて思うのですが、「なんてこんなに背の高い1ボックスや、SUV、クロカンタイプのクルマが増えたんだろうと」思うことが度々あります。これらのクルマは背が高く、その前方を見渡せませんから、一般的なセダンタイプの愛好者の私にとっては、ある意味苛立ちさえ感じつつ走る場面があります。

 そんな、大きな多人数が乗れるクルマでも、乗っているのは二人までという場合が多いのが実態です。こんな車体や排気量が大きく、従って車重が重く、燃費が悪くてCO2排出量の大きいクルマはこれから、一定程度は縮小して行くのだと思います。そして、そのことは、高価格で付加価値を持ったクルマの生産比率が減ることになりますから、クルマメーカーを含め関連業界に影響を与えて行くのでしょう。




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