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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

プリンシブルのない日本を読んで思う

2011-09-02 | コラム
 つい先日、白洲次郎著の『プリンシブルのない日本』を流し読みして思うところを書き留めてみます。

 プリンシブル(principle)とは、原則とか信条という意味が該当するのですが、同本内容は、白州氏が終戦直後から昭和30年頃に掛けて記した論評をまとめたものですが、正に硬骨漢たる白洲氏の一本筋が通った辛口論評と感じました。

 しかし、総じて思うのは、敗戦後66年を経て、政治家、官僚、経済界首脳陣達の所業は、まったく白州氏が執筆した往時から進歩は一片の欠片すらなく、むしろ陰湿さを増しているとも思うのは私だけでしょうか。誠に嘆かわしいことです。


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