つい先日、白洲次郎著の『プリンシブルのない日本』を流し読みして思うところを書き留めてみます。
プリンシブル(principle)とは、原則とか信条という意味が該当するのですが、同本内容は、白州氏が終戦直後から昭和30年頃に掛けて記した論評をまとめたものですが、正に硬骨漢たる白洲氏の一本筋が通った辛口論評と感じました。
しかし、総じて思うのは、敗戦後66年を経て、政治家、官僚、経済界首脳陣達の所業は、まったく白州氏が執筆した往時から進歩は一片の欠片すらなく、むしろ陰湿さを増しているとも思うのは私だけでしょうか。誠に嘆かわしいことです。
プリンシブル(principle)とは、原則とか信条という意味が該当するのですが、同本内容は、白州氏が終戦直後から昭和30年頃に掛けて記した論評をまとめたものですが、正に硬骨漢たる白洲氏の一本筋が通った辛口論評と感じました。
しかし、総じて思うのは、敗戦後66年を経て、政治家、官僚、経済界首脳陣達の所業は、まったく白州氏が執筆した往時から進歩は一片の欠片すらなく、むしろ陰湿さを増しているとも思うのは私だけでしょうか。誠に嘆かわしいことです。