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これが送検する案件か?

2021-09-27 | 事故と事件
これが送検する案件か?
 他の情報によると、送検された山崎議員(共産)の立ち入った場所は、俗に「かって踏切」と云われる、地元民などが日頃の利便を図る目的で作った私設踏切もどき場所だった様だ。

 つまり、線路内の防護柵を乗り越えて線路内に侵入したのでなく、少なくともそこは、柵が取り除かれていて、事実上自由に入れる状態だったというべきだろう。

 法的な規定で云えば、線路内に理由なく立ち入った場合には、鉄道営業法第37条にいう「鉄道地内に妄(みだり)に立ち入った」という規定に該当し、1000円以上1万円未満の科料(刑法第17条)という罰則を受けることがある(鉄道地内立入罪)。科料は刑罰のうち財産刑の1つにあたるが、比較的軽微な罪に対応するものとされている。とされる。

 しかし、比較的市街地では、線路に防護柵はあるが、山の中などは、防護柵もなく、山歩きの中で、線路内を渡らずにして移動が困難な場所は無数に存在する。そんな場所で、電車に急制動を掛けさせたとか云うなら別だろうが、一々法令違反だからと目くじら立てられたらたまらない。

 確かに「撮り鉄」の中には、現実の列車往来危険に相当する者もいるのだろうが、今回の送致まで行う警察は、共産党という意味であえて、行った様に思える。でなければ、その「かって踏切」を渡っている地元民が相当居るはずであり、何故それらを同様の処置をしなかったのか、大きな不公平が潜んでいるとしか思えない。

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「撮り鉄」共産・山添拓議員、線路立ち入り「道と勘違い」…書類送検
2021/09/19 12:31 読売オンライン
 鉄道写真の撮影目的で秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)の敷地に無断で立ち入ったとして、埼玉県警が今月中旬、共産党の山添拓参院議員(36)を鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で書類送検していたことが、関係者への取材で分かった。

共産党の山添拓参院議員
 関係者によると、山添氏は昨年11月3日午前、同県長瀞町の秩父鉄道の線路内に許可なく立ち入った疑い。この日は電気機関車を臨時運転するイベントが開かれ、県警が鉄道ファンの悪質行為を警戒していた。山添氏は他の複数の鉄道ファンとともに線路を横切るなどしたという。

 山添氏は18日、読売新聞の電話取材に応じ、「線路を渡ったということは事実であって、軽率な行為だったと反省している。今後、そうしたことはしない」と話す一方、「通行可能な道だと勘違いをしていた」と説明。「その場所は近所の人たちに踏み固められた形跡があって、道になっていた」ためだという。「電車が通っていない時に渡ったが、横断禁止だということがわかれば渡らなかった」とも述べた。

 山添氏は弁護士として活動した後、2016年の参院選に東京選挙区から出馬し、初当選した。党東京都委員会のホームページなどでは、鉄道ファンの中でも特に写真撮影が好きな「撮り鉄」と自己紹介


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