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上野不忍池。かつての東京湾の跡です。
実家の近所にも一之江,二之江,松江,今井(江),平井(江),瑞江,長島,松島,六軒島,篠崎等,水や微高地に由来する地名が数多く残っています。
ここ不忍池も,往古の日比谷入江と同様に,昔の海の跡。(日比谷はオフィス&公官庁街になってますが)
小さい頃からなぜかここの景色が好きで,今でも自分にとって「ボーっとするスポット」のひとつとなっています。
浅草奥山もそうなんだけれど,「ハレ」と「ケ」の微妙な境界線上にあるような土地です。
サーカスとか,昔の見世物小屋とか,紙芝居の怪奇物とか,そんな世界と現実世界の接点のような,夕方が逢魔ヶ時(大禍刻)につながるような場所。(別に怪奇趣味はないんですよ,為念。)
上野発の夜行列車は待たないけれど,特急の発車待ち時間,ここへきてボーっとしたり本を読んだりすることがよくあります。(アメ横の喧騒も好きですが)(Take)
渋谷で「フェルメールからのラブレター展」を観て、その後、フェルメール・センター銀座で「フェルメール光の王国展」を鑑賞。
王国展には、作品が描かれた当時はこういう色彩だったろうというリ・クリエイト作品が展示されていました。確かに色彩が鮮やかで目を見張るものがありました。
... けえども、私には模造品にしか見えませんでした。当たり前のことですが、本物にはかないません。
だけど、フェルメール作品37点を一気に観られるのはスゴイです。
ちなみに上野は美術館がたくさんあるので好きです。
6月には上野の東京都美術館と国立西洋美術館でもフェルメールが展示されます。今からすごーく楽しみです *(^ ^)*
陰影がはっきりした人物画が多かったような記憶があるんですが。(う~ん記憶が曖昧だ)
「デルフトの眺望」だったかな,あの風景と空は非常に好きです。