人によって「もうそんな季節、1年ってはやいな」と感じる事象は様々ですが、
私が思うのは、フェアトレードチョコレートを店先で見付けた時。
あぁ、もうそんな季節か・・と。
今年は自由が丘の職場の近くで、購入することが出来ました。
大豆レシチンなどの乳化剤は使用せず、機械的になめらかにするための植物油脂も不使用。
ココアバターの比率を高めているので溶けやすく、秋冬しか流通できない商品です。
だいたい、10月半ば~下旬頃から登場します。
第3世界ショップ・地球食シリーズの、フェアトレードチョコレート。
ピープルツリーなど多くのフェアトレードチョコがそうですが
第3世界ショップの地球食チョコレートの原材料をつくる農園は、カカオ・砂糖・バニラに至るまで全て
農薬や化学肥料を使わないことが、国際的な機関によって認証されています。
一般的にはチョコレートは大量生産のため、乳化剤(大豆レシチン)を添加して24時間程度で練り上げるそうですが、フェアトレードチョコの多くが乳化剤を使用せず「コンチング」に72時間もかけます。
昔ながらの製法です。
そのため、なめらか過ぎず、へんな油っぽさがなく、口の中の温度で自然に溶けるチョコレートです。
手間がかかる分、市販のものより価格は高いけれど、大変美味しい。
そして、生産地の環境保護や、生産者の安定した生活をサポートするチョコレートです。
見付けたら手にとってみて下さいね。
ここ数年は、自然食品店だけでなくセレクトショップや珈琲豆店、雑貨店なども取り扱っています。
フェアトレードは一方的・一時的なものではなく、生産者と対等で、サステナブル(持続可能)な支援を目指しています。
そして現地の人々を支援すると共に温暖化防止にも関係しています。
フェアトレードの商品は全てが手作り・手仕事なので、
多くの人が購入することによって、人手による生産が増えるということ。
それは機械生産による水や電気などの消費を減らし、
CO2の排出を削減することにもつながります。
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