金沢→東京日記

2005年7月に金沢の会社を退職して、翌月から東京住まいになりました。退職後~再就職後の毎日を書いていきます。

ぬるい眠り

2007-08-01 22:21:15 | 
江國香織さんの 「ぬるい眠り」 を読み終わりました 

短編集で、長めのものからすっごく短いものまで。
江國さんはこのうちの3つは気に入った作品だそうで、
そのお気に入りはどれなのかなぁと思いながら読みました。

私が好きなのは2つだな。

免疫学

2007-05-19 00:31:29 | 
今年の初めからちまちまと読んでいた免疫学の本を読み終えました 

同時並行にちょこっとずついろんなのを読んでいて、これもそのうちの1冊だったので
読み終えるまでに4ヶ月くらいかかっちゃった。

免疫っておもしろい。
自己と非自己の話とか、胸腺の話は特におもしろくて、生き物って不思議だなぁって
思います。私、数学がきらいで文系に進んだのですが、理科一般は大好き。
理科系の話も本もおもしろくて好き。

今日はちょうど、仕事帰りに薬剤師のお友達とゴハンしていて、
本題は別のはずだったんだけど、ウイルスと細菌の話とか、タミフルや鳥インフルの話
などなど・・をしていたらその話が楽しくて 
本題とは外れて、そういった話と今自分がやっている仕事の話で半分以上の時間を使ってた。
先日の戦闘機のパイロットさんもそうだったけど、その道の人と知り合った場合、
その道の話を直接聞けるのって素晴らしい機会だと思う。
興味深くてエキサイティングで楽しい 

National Geographic

2007-04-09 22:18:09 | 
今日、会社の人に借りました(^-^)

先日もこの本の副編集長だか副社長だかがTVに出ていて見たばかりなのですが、
なるほど貸してくださった方が言っていたとおり、
中身が充実していて素晴らしい

しかも、毎号内容が多岐に渡っていて興味深い。写真もたくさん。
こういう内容を扱っている場合、内容の構成や厚みが大事だと思うのですが、
この本はかたよりが少ないように思いました、それもいいなと思った理由のひとつ

Funky Business

2007-04-04 18:02:36 | 
とっても今更なんですが、2001年に出版された「Funky Business」を
今読んでいます 

今、読んでいると、2001年時点でこれを読みたかった・・って思います。
あの時点でこれを書けるなんてこの人達すごいな、おもしろいな~って思うし、
一部自分の考えも後押しできる感じがして心強いです。
そうなんだよねってフレーズも多い。
今、自分がいる状況がまさにこの中にあって、もっとこれが加速する
(というかその変化の渦中にある)のがわかる。


ちょっと話はそれますが・・
月曜日、風邪で会社を半日早退したんですが、退社する前に
グローバルのマネージャーに新しく就任した方(まだ会ったことはない&
会う予定もまだない。スウェーデンの方。)に
「あなたにリクエストが2つあります。」
というメールをしました 
それは、もうかれこれ1ヶ月スウェーデンのほうに対処をお願いしていたことで、
もちろん担当の人が激☆忙しいってことは分かっているんだけれど
このまま放っておいたら大事になるでしょ、ってことで2回に渡って催促していたこと。
(返信もなくて、なしのつぶてでした
そこで、大御所に直に連絡を入れたのでした。

サプライヤーさんにしろ、社内のどの国のメンバーにしろ、やっぱり
役職者に言われたら対処が速いんだけど、そうでないときは態度が違うって
いうのは常にあります。それって、どの属性でそうなるのかイマイチ分からない
んですが(当たり前ですよね。)
それに対処するためにこちらの課長さん部長さんに代弁してもらったり
今回のように向こうのマネージャーに直談判することはよくあります。
それって、日常的なゆえに、結構モチベーションが下がります。
仕方ないことではありますが。

で、今回、この連絡を入れた人ももちろんすっごく忙しい人なのですが、
レスポンスがすごく速かった。
そして、1ヶ月に渡って催促していた人にさらっと依頼を入れて、
その人も速攻数時間で動く(ある意味、本当にゲンキンだけど、仕事が動けば
それでいいので別に気にはしていない。多分忙しかったんだと思う。)し、
万事数時間で解決。
良かったなぁと思い、お礼の連絡を入れたところ、これまたすぐに返信。
「Thank you for the great job you do with ○○(仕事の内容).」
こういう一文が、減少しているモチベーションに一抹の明かりを灯します。
久々に、仕事で、嬉しかった 

偉大ながばいばあちゃん

2007-03-05 23:45:19 | 
1月の、2週目だったか3週目だったかのSmaStationで特集されていた
「がばいばあちゃん」。
おもしろいなぁ~と思い、休み明けに本を買いに走りました 
電車の中だけで読んでも、1週間で2冊は軽いくらいの読みやすさです。

こういうのを読むと、自分もまだまだがんばれるはずじゃないか!と思います。

インテリジェンス

2007-01-31 23:01:20 | 
最近ずっと仕事が忙しかった中で、電車に乗る度にワクワクして読んだ本
『インテリジェンス 武器なき戦争』 
ブックランキングにも長く載ってますね。
ようやく読み終えました。もともと、スイスへ行く飛行機の中で読もうと思い、
成田で購入したものです。


手嶋さんの本は先日ここでも書いた『外交敗戦』もすごくおもしろくて
(ここで言うおもしろいは、funではなくinterestingです、念のため…。)
毎回本をひらくのが楽しみだったのですが、今回も同じく。
始めのほうの騙しあい的やりとりは芝居みたいでおかしくて、
全体的には読みやすく、
それでも所々立ち止まって考えながら読むものだったので、
最後まで飽きずに楽しく読めました 

ここ1週間くらいで読みたい本をたくさんまとめ買いしたので、
次の本に進みます 

外交敗戦

2006-07-14 23:28:50 | 
一体なんのこっちゃ っていうタイトルですが 

昨日、江國香織さんの「号泣する準備はできていた」を読み終わり
(そしてその本は今日endeavourさんへ里子に出しました)、
今日から 
手嶋龍一さん作のノンフィクション「外交敗戦 - 130億円は砂に消えた」 を
読み始めたのでした 
こちらは、クウェート侵攻~湾岸戦争時の日本の貢献とそれについての評価の
されなさを、その頃NHKの現役ジャーナリストだった手嶋さんが身近で見た光景から
書いたもの。

江國さんのと、手嶋さんの、先週一緒に2冊買いました 
正反対とは言わなくても、領域がかすりもしないこれらの本。
でも、私の中では調和?してます。どっちも好きだから。

ホントは、先週本屋さんに行ったのは、手嶋龍一さんの話題の小説「ウルトラ・
ダラー」か、(作者忘れた→)「ムンクを追え!」を買おうと行ったのでした。

で、結局購入したのはこの2冊。
日本の外交を考えるのにはちょうどいい頃合いかも。
すっごく優秀な人がたくさんいるのにね、なんでかな~っていうのの
答えが見つかればいいな。

いろんな自分

2006-07-12 21:57:08 | 
先週の水曜日から、電車の行き帰りに読んでいる本があります 

江國香織さんが直木賞をとった、「号泣する準備はできていた」。

江國香織さんの本が好きで、「きらきらひかる」も大好きだけど、今回もそれと
同じ様な短編集です。

会社の行き帰りの電車内で、1日1話、他に用事があるときは読めないけど、
大体そんなペースで読んでいます。

それで、毎回、読むたびに
「いたいなぁ」
「やられた~」
と思います。
1話読むたびに、ページをめくるたびに。

きらきらひかる同様、
ここには、たくさんの自分がいます。
それが、イタイ。

自分と全く同じではないけど、限りなく近いエッセンスを持っていたり、
同じ様な事態が起こったりする。
それを、文章で読むと、見えないようにしていたものまで見えてくる。
それが、イタイ。

行きなら、電車を降りたら会社、帰りなら、電車を降りたら家、
どちらにせよ、本の余韻に浸かっていられないのは
自分にとってはラッキーなことなのかもしれないなぁ と思ったりします。。。

本を借りています

2006-04-26 23:44:55 | 
先日、sacchimoniさんから 「小泉今日子の半径100m」を貸してもらい、
読んでいます。

TVで特集していて、面白そうだなぁと思っていたのですが、
共感できるところや面白いとこがちょこちょこあって楽しいです 

見た感じの印象と、小泉さんの考えにちょっとギャップがあって、それもよし。

同時期に出版された、江角マキコさんの本も、気になるな~

世界のdrink本

2006-04-07 22:07:51 | 
渋谷bunkamura内にあるミュージアムショップで、世界のあったかドリンクを
紹介している本を買いました 

あたたかいドリンクって大好き 
飲むとホンワカして、それが甘かったり、いい香りだったりすると、
幸せな気分になって、温度だけではなく心も温かくなる。

この本では、世界各国の伝統のあたたかい飲み物のレシピが書かれています。
レシピの上に1つの飲み物に1つずつある短いエッセイみたいな、
マメ知識みたいなお話も、またいい 

パラパラめくっているだけで、ウキウキします 

前田建設ファンタジー営業部

2006-03-15 21:34:50 | 
注文していた本、「前田建設ファンタジー営業部」を読んでいます 

この本は2004年11月発行なので、知ってる人もたくさんいるかなぁ?
私はつい最近知ったんですが、発行当時もいろいろメディアに取り上げられて、
有名だった、とか。

前田建設は、実在のゼネコンで、その実在の会社がファンタジーな世界の
建造物に真剣に取り組む!
という本(→本物はwebの企画で、これはそれを本にまとめたもの。)です。

とりあえず、この1冊目の本で取り組んだのは、
「マジンガーZの地下格納庫一式工事」 
で、真剣な検討と試算の結果、マジンガーZの地下格納庫一式工事は
予算72億円、工期6年5ヶ月(ただし、機会獣の襲撃期間を除く)で
できるそうです 

2年ほど前から、建築に興味があって、昨年もとても面白い建築の本を
紹介してもらって読んだのですが、
この本も、土木の話が私みたいな素人にも分かりやすく書いてあって、
今まで「一体、どうやって作ってるんだろう??」
と思っていたことのいくつかが分かりました

今の普段の生活をしてたら、「掘削」「ロックボルト」とか、その他沢山の
建築用語を見ることもなかっただろうけど、
この本ではそういう言葉がたくさん出てきて、でも難解じゃなくて、とても良い。

この本を読んでて思い出したんですけど、ずっと昔、ある時、
舗装されてる道路って、舗装される時にその土地(土の中)に住んでた
生き物たちってどうなっちゃったんだろう・・・と突然悲しくなったのを
思い出した・・・
ハッと起きて、自分の上(?)に道路ができていたら、
(「道路ができた!」とは認識しないだろうけど
とても悲しいだろうな、しんでしまうかもしれないな、と思った。

舗装道路は大変ありがたいですが・・
いよいよ環境が大問題になってきて、やっぱり環境との調和なしで
人間生きていけないよね・・・と思う 

アートに触れる アートを知る

2006-01-26 21:55:37 | 
いつも、10冊くらいの本を同時並行的に、その日の気分で読んでるんですが、
先週から読み始めてスラスラ進んでるのがあります 
光文社新書の「ニューヨーク美術案内」 

美術が好きで、旅先では可能な限り、その土地の美術館に行くようにしています 
ニューヨークは大学卒業の直前に、「MOMA(ニューヨーク近代美術館)の
アートショップに売ってる傘が買いたい」という理由+美術館巡りをしたいという
理由で、友達と2人で行ってきました 

そこで見た、美術の教科書にのってる作品の数々。
もーーー、素晴らしい
しかも、ものすごい名作が、ガラス越しではなく、すぐそこに近寄って
見ることができます 
画家が、多分キャンバスに向かっていたのと同じ距離に。
しかも、そういう名作が、そこら中にあふれている 

でも、事前になーんにも調べていかなくて、行き当たりばったりだったので
今となっては「もうちょっとココに時間があれば・・・」とか
思うことがたくさんあるんです。
ま、だからこそ、「また行くぞ!」って思うんですが 

そういう気持ちで、この本を読むと、気持ちがまたニューヨークに向かいます 
この本は、とても簡単で読みやすくて楽しい内容で、
しかもとっても興味深くて、良書だと思います。
いわゆる「美術書」って難しそうなのとは違って 
へぇ~って感心することがいっぱい、つまってます。

次回、ニューヨークに行ったら、メトロポリタン美術館に2日間はいたい!

頭の中の消しゴム 本で読みました

2005-11-13 20:25:38 | 
水曜日に会った前の会社の先輩と、
自分たちが持っている本の貸し借りをすることになりました 

なんとなく、「私たちって本棚にある本の趣味が似てると思う
っていう話から。
多分、そんな気がして。

第一弾、私からは
☆山田 詠美・著  エッセイ 「メイク・ミー・シック」
  一番お気に入りのエッセイ!
☆江國 香織・著  エッセイ 「いくつもの週末」
  心地よく読めるエッセイ

彼女からは
☆木村 元子・著  「頭の中の消しゴム」
☆篠田 節子・著  「女たちのジハード」

頭の中の消しゴムは、映画を見るときはハンカチじゃ足りない・タオル級と
聞いてましたが、確かに映画を見たら泣きそう・・
本の方は、日記形式で、読みやすくて1時間半くらいで読めました。
アルツハイマーってこわいなぁ・・