金沢→東京日記

2005年7月に金沢の会社を退職して、翌月から東京住まいになりました。退職後~再就職後の毎日を書いていきます。

インテリジェンス

2007-01-31 23:01:20 | 
最近ずっと仕事が忙しかった中で、電車に乗る度にワクワクして読んだ本
『インテリジェンス 武器なき戦争』 
ブックランキングにも長く載ってますね。
ようやく読み終えました。もともと、スイスへ行く飛行機の中で読もうと思い、
成田で購入したものです。


手嶋さんの本は先日ここでも書いた『外交敗戦』もすごくおもしろくて
(ここで言うおもしろいは、funではなくinterestingです、念のため…。)
毎回本をひらくのが楽しみだったのですが、今回も同じく。
始めのほうの騙しあい的やりとりは芝居みたいでおかしくて、
全体的には読みやすく、
それでも所々立ち止まって考えながら読むものだったので、
最後まで飽きずに楽しく読めました 

ここ1週間くらいで読みたい本をたくさんまとめ買いしたので、
次の本に進みます 

冬はオフシーズン

2007-01-30 23:01:50 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
島々は、夏は観光客でいっぱいだそうですが、冬は閑散としています 

ほとんどのホテルやお店も冬の間はCLOSE。
アテネに行ってから、現地の人に聞いたところ、9月がオススメとのことでした。
たくさんの観光客も帰り、でもまだ海に入ることができる季節 

人があまりいない中で、美しい青と白の世界を、ワンコニャンコと一緒に
静かに散歩することができ、これはこれでとっても満足なので
真夏に来たら印象違っちゃうかも と思ってます 

鏡餅

2007-01-30 22:55:58 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
夜になって、トランクがホテルに到着 
無くても生きていけるんだけど・・ちょっとしたものの価値がぐぐっと感じられた
1日でした  
物が無くても結構大丈夫という気持ちと、もののありがたさをWで痛感 
そして、ウキウキとシャワーを浴びる。あ~幸せ 
毎日、すごく幸せな中で暮らしていることを改めて実感できたことは大きな収穫でした。

そして、トランクの中に入れていた、イノシシのおもちゃが付いた鏡餅を
泊まるはずだったホテルのおにいさんにプレゼントしてきました 
彼は、干支を知っていて、とても喜んでくれました 
でも、お餅は初めてなんだって。
もしものためにと持っていってて正解でした  良かった 

きび団子はないんだけど

2007-01-29 22:42:11 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
というわけで、きび団子はないんだけど
(そもそもトランクがないから必要な備品もないので
手持ち鞄の中に入っていた少しのビスケットや、万一のためのカロリーメイトを
少しずつワンコやニャンコにあげつつ、散歩 

このニャンコは、塀越しにあげたばっかりに、
写真のように後ろ足で立って、たれたお腹の肉が足下に落ちて
たまらなくキュート 

犬猫パラダイス

2007-01-29 22:38:44 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
サントリーニ島は(ギリシャの他の島々もそうみたいですが)
ワンコとニャンコの天国みたいな島でした 

散歩に出ると、数分ですぐに
桃太郎
みたいになります 
(つまり、後ろに放し飼いorノラの犬や猫が付いてきてくれます

この子達、人に向かって吠えたり乱暴なことはしないし、
とっても人なつっこくてカワイイ 

散歩は常に、何匹かのワンコorネコと一緒でした 

お詫びワイン

2007-01-29 22:34:17 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
ホテルに戻ったらちょうど、フロントのお姉さんが
「メリディアンからよ。」
と言って、写真の「お詫びワイン」を持ってきてくれました 
謝罪文とちょっとハイテンションな手紙を添えて。

おかげでいろいろ経験できたのでそれはそれで良かったのですが、
ワインまでもらっちゃってラッキー 

このワイン、旅の途中で飲み干したのですが、
すっごく美味しかった さすがお詫びなだけはあります 

感謝のドラ焼き

2007-01-28 15:10:37 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
翌朝は雨 
トランクに傘を入れていたので、傘が無くて 
雨の中、濡れながら散歩。

ホテルでは、荷物がないので、普段は絶対イヤだけど備え付けの石鹸で顔を洗い、
ハンドクリームで全身の乾燥予防  とほほ 


散歩ついでに、泊まるはずだったホテルへ状況確認をしに行きました 
手荷物は必要最小限のものしかなかったのですが、飛行機でお腹が空いたら
食べようと思っていた無印良品の一口どら焼きが手つかずで1袋あったので
昨日のお礼に持っていきました 

渡すと、彼はどら焼きを知っている、とのこと。
冬は日本、韓国、中国の観光客ばっかりで、前にどら焼きをもらったことがあるんだ、
と。お金の支払いとかはこっちで話をつけるから安心して、
この島を楽しんでね、と言ってくれました。

この後、少しずつ晴れてきて、街と海が見渡せるようになってきました 

判明

2007-01-28 14:55:24 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
紹介してもらったホテルに入り・・・
お腹が減ったのでホテルの目の前にあるタベルナ「エル・グレコ」へ 
荷物がないから、手持ちにほとんど食料はないし 

ここは、泊まるはずだったホテルのおにいさんが 「ここ、いいタベルナだよ」 と
教えてくれたタベルナ 

入ってみたら、おしゃれでキザな店員のおにいちゃんがとても楽しく接客してくれて、
どれを食べても美味しい 
おにいちゃん、空いてる椅子に、カウボーイが柵に足をかけるようにカッコ良く
足をかけてオーダーを聞いてくれます 
笑顔も素敵だし、ちょっとした配慮もGOOD。
やはり地元民の評価は正しいです。ありがとう 

と、そこへ、バタバタと入店してきた人が。
さっきの、泊まるはずだったホテルのおにいさん 
彼は、おそらくホテルの人に私たちがこのタベルナに入っていったと聞いてきたと
思われるのですが、とにかく私たちを見つけて興奮した様子でやってきました。
なんだなんだ、と思ったら、突然
「謎がとけた
と。
バウチャーをよーっく見ると
2007年1月2日 となるべきところ、
2006年1月2日 となっていたのでした。
(でも、バウチャー発行日は2006年12月18日。)
なるほどー
これが可能ならタイムトラベルが可能になるというわけ 
要は、途中で年の入力を間違えて、システムエラーで予約ができていなかったという
ことでした。一緒に「そういうことか!」と納得。

とにかく、彼が翌朝仲介役のメリディアンに電話するというのでお任せしました。
良ければ、明日、連絡を聞きにおいでというので、じゃあ、明日ね、ということで。

バウチャーを確認するときは、日にちだけじゃなくて年も気をつけないといけないなぁと
思いました 

良い年になりますように

2007-01-25 21:42:58 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
ホテルを出るとき、
「実は荷物がアテネで止まっちゃってて。荷物も無いんですよ
とそのおにいさんに言ったら、
「え!荷物も無いの!?」
とちょっと驚いた後に、
「荷物もなくて、予約もなくて・・・
でも、今は New Year だ。遅くなったけど、あけましておめでとう。
良い年になるといいな!」
と言ってくれました 

新年からいい人に会って、良い年になる予感です 

ちょっとしたハプニングだけど、
1晩で2回も初めての体験ができて、そのたびに親切な人に助けてもらって、
これは全然トラブルじゃないなと思いました。
逆に、ワクワクしたし、楽しかったし、自分のためになりました 

ホテルのフロントのおにいさん

2007-01-25 21:32:55 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
しばらく待っていると、電話の相手だったと思われる男性が登場 

その風貌は・・・
もし彼が裏通りでしゃがんでたら、絶対目を合わせたくないという感じの、
とっても恰幅のいい、強面のおにいさん・・・

でも。
荷物もないし、暴風雨だし、日本は今正月で午前4時くらいなんだから、
とにもかくにも自分で交渉してどうにか状況を好転させるしかない。
他に頼るものも手段もない。
というわけで交渉開始。
ホテルバウチャーを見せたら、向こうも予約のないことを不審に思ったようで、
いろいろ調べてくれました。確かに予約された形跡はあるけど、
その連絡がこのホテルには届かなかった様子。

この時初めて知ったんですが、日本でこのホテルの予約を頼んだエージェントから、
その下請け、そのまた下請けと、
なんと3件のエージェントを介してここを予約していたことが判明 
そりゃあ、どこかでミスが起こっても分からないよねぇ 

しかし、前提として、
「このホテルは今日も明日も満室 
なので、ここに泊まるということは不可能 
「火山の見える部屋」指定だったのにぃぃぃぃぃぃい 

その強面のおにいさんが言ってくれました
「近くの、知り合いのホテルを紹介しよう」
いい人だ・・ 親切 
しかもその後、そのホテルまで自分の車で送って、フロントの人に話を通してくれて、
「一度、部屋を見てきてくれ。それで、気に入らなかったら言ってくれれば
いいから。ここで待ってるから。」
って 
ちょっとだけハプニングだけど、いい人に会えて超しあわせです 

サントリーニ島のホテルにて

2007-01-25 21:18:07 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
ホテルに着くと、フロントには誰もいませんでした 
呼び鈴か、ベルが無いかなぁとその辺をウロウロしたのですが、ナイ。
フロントデスクには、「Dear Mr.Smith」 と書かれた、スミスさんというお客さん
宛の手紙が1枚。外は暴風雨だし、どうしようと思っていたら、
フロントの左隅に注意書きが置いてあるのを発見 

そこには、
「お客様には大変申し訳ありませんが、当ホテルは21:00-翌朝8:00まで
フロントは不在です。急用の場合は下記にご連絡ください。
×××-×××」
と書かれていました 
その番号は携帯らしかったんですけど、いつまでもこうぼーっとしているわけにも
いかず、ちょうど自分の携帯も通じる
(こういう時、本当に海外で使える携帯に替えておいて良かった!!と思いました
ので、その番号に電話 

すぐに男性が電話に出て、英語が通じたのでホッ 
私「予約してあるのですが、フロントがいませんが・・」
フ「予約?今晩は、もう予約はありません。あなたはMr.Smithですか?」
私「いいえ、違います。予約がない?私は今日と明日の二晩予約してありますが。」
フ「そんなわけはありません。今日明日は既に満室です。」

どひゃー・・ と思いつつ、ねばる。

私「いえ、私、ホテルバウチャーも持ってますし、そこには確かに今日明日の
予約がありますから。それに既に支払い済みです。」
フ「バウチャー?それはどこが発行しています?」

と交渉を続けること数分。

フ「わかりました。今からそちらへ行きますので、話をしましょう。」

とにかく、その男性が来るまで待つしかない 
外は暴風雨。
荷物もない。
ねむい 

オリンピック航空のカウンター

2007-01-23 22:28:23 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
サントリーニ空港のオリンピック航空カウンター 

4人くらいの女性がカウンターにいました。
荷物出てこなかったーと言ったら、慣れた感じで荷物を探し始めてくれました 
結果、アテネ空港に残っていることが判明 
「明日の朝だねー」
と言われ、トランクが着いたらホテルまですぐに送ってくれるというので、
ま、しょうがないねーってことで、配送のお願い&お礼を言って、
夜も遅いので(その時点で飛行機が1時間くらい遅れていたので20時半位)
ホテルに行くことにしました 

が・・・
最終の飛行機の到着が終わり、時間も経ってしまったので、
タクシーが1台もいない・・・
どぉしよっかなぁ、と思っていたら、さっきカウンターの中にいたおばちゃんの
一人が気付いてくれて、タクシー呼ぶわね!と空港内から声をかけてくれました。
しかも、行き先まで聞いてくれて  親切だ~

しばらくして、タクシーが来て、ようやくホテルへ 

この時、天気は、 激しい暴風雨  でした 

荷物がナイ。

2007-01-23 22:16:37 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
小さいプロペラ機で、当然満席ではなく、さすがオフシーズンな雰囲気で
サントリーニ島到着 

小さいサントリーニ空港は閑散としていて、島らしい感じ、とひとり納得 
で、預け荷物が普通にベルトコンベヤーから出てくるのを待つこと数分。
(乗ってる人間がそもそも少ないので、出てくる預け荷物が少ない。)

ピタッ

ん?
ベルトコンベヤーが止まった。
荷物受け取ってないけど?
そして、誰もいなくなった。。。
通常なら人がいるであろうカウンターにも人はなく。

あぁ、これが 「ロスト・バゲージ」 なんだ~
と思いました。
えーウソー とは思いましたが、まぁどうしようもないのでついにやっちゃったよ
くらいな感じでとりあえず外に出て航空会社のカウンターへ。

プロペラ機

2007-01-23 22:08:38 | ☆ギリシャ&スイスの旅☆
サントリーニ島までは、4,50人乗りくらいのプロペラ機で行きました 
飛行時間は50分くらいかな。

サントリーニ島までの国内便乗り継ぎは、冬のオフシーズンの時期だけあって、
ギリシャの地元の人が多いらしい。
セキュリティチェックまでの長蛇の列の中、少なくともアジア人ぽいのは
私だけ  そして、異様に視線を感じました 
目立ってるのか・・・ でもそれって冬なのにサントリーニへ観光に行こうとしてる
からだよね、きっと。

プロペラ機は、アテネから出発したときも、帰りのアテネ着前も、
結構揺れました   やっぱりか・・・。