旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

散々な1日-その9

2010年09月10日 | トンボ科
本種の♂は成熟すると額面が青白くなり、名前の「舞妓アカネ」はその特徴にちなんだものです。写真で♂の額面が青白くなっているのが分かりますか?腹部の赤とのコントラストがなんとも妖しげな雰囲気です。

夕方は再びマダラヤンマを狙う予定だったのですが、午後2時半を過ぎた辺りから雨に降られてしまい、ここで撮影終了。結局、本命だったマダラは1枚も写真が撮れず、他の写真も曇りの天候下だった為ナツアカネ♂以外はイマイチ。気合を入れて遠征したはずが、消化不良な1日となってしまいました。
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散々な1日-その8

2010年09月10日 | トンボ科
全国規模で見ると、国産アカネの最小種はヒメアカネということになっていますが、道内に生息するマイコアカネは小型化傾向が強く、ヒメアカネよりも小さな個体が多く見られます。平均的なサイズを見ても道内では本種が最小種と言えそうです。この日は交尾体を3つ見ましたが交尾後は連結を解いてしまい、連結産卵することはありませんでした。やはり曇りの天候下では交尾だけで産卵はしないようです。
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