旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

散々な1日-その5

2010年09月08日 | トンボ科
ナツアカネの♂は成熟すると鼻先から腹端にかけて全身が真っ赤に変わります。アカネの代表種であるアキアカネよりも本種の方がより「赤トンボ」らしい色合いで、存在感もあります。それにしても見事な「赤」ですね。この個体はまだ成熟間もない個体ですが、成熟が進むともう少し濃くなります。幸運にもこの時は日差しがあり、明るくスッキリとした背景を選ぶことが出来ました。唯一まともに撮影することの出来た写真です。
日差しがあったのはわずか30分足らずで、またすぐに雲ってしまいました。結局マダラヤンマは水辺には現れず、マダラの交尾、産卵写真は夕方に期待して別のポイントへ移動することにしました。
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散々な1日-その4

2010年09月08日 | トンボ科
こうなると、どうしても♂個体を探したくなり周辺を必死で歩きますが、なかなか見付けられません。池の周りを数週し、周りでウォーキングを楽しむご年配の方々に「何を撮ってるんですか~?」とすれ違う度に聞かれます。そうこうしている内に若干日差しが出てきてトンボの活動も活発になってきました。気が付くと周りには沢山のアキアカネの交尾体が見られます。♂はダメかと諦めつつ更に周辺の雑草地を探すと、地面から突き出た枯れ枝に止まる♂を遂に発見!
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