
巴マークの豆蹴りです。
巴マークの豆蹴りは何カ所かで拾ったことがあるのですが、
この3つは全て同じ場所で拾いました。
左の割れた物は随分昔に記事にした、奇跡の出会いの物。
右の二つは今回拾った物です。
サイズは多少違うものの、同じデザインでのカラーバリエーション。
アンバーにオリーブグリーンにアクアブルーと言ったところでしょうか?
(かっこよく言い過ぎ?笑)
家紋から巴マークを調べてみると
巴マークにも右巴と左巴があることがわかりました。
但し、この向きについては研究者の間で諸説あるようですので
ここのブログではこれがこっちとは言わずにおきますね(^^;)
ちなみに右二つ巴の家紋は忠臣蔵の大石内蔵助が使っていたということですが、
大石内蔵助は顔と名前入りの石蹴りもありますから
それほど人気が高かったのでしょうね(^_^)
この豆蹴りも、二つ巴を取り巻くダンダラ模様から、大石内蔵助を指しているのだと推測できます。
また、巴とは水が渦を巻いている形をあらわしているもので
火災予防のおまじないとして、民家では屋根瓦や土蔵などに用いている他にも、
武士の弓手に巻く皮具-鞆(とも)や、古代の宝器であった勾玉が巴形で、これが神霊のシンボルに移転した。
という記述もありました。
ちなみに写真では見辛いですが
左のアンバーの豆蹴りは巴の頭が右回り、
モスグリーンとアクアブルーの豆蹴りは
巴の頭が左回りなのです(^_^)
もし、お手元に二つ巴の豆蹴りや石蹴りがありましたら
巴の頭の向きや色も気にしてみてください。
同じだと思っていた物が、実はちょっと違ってたりするかも知れませんよ?
あ!緑の右!とか茶色の左!とかね(^_^)