German Vintage Modules

ドイツ等のビンテージ業務用録音機材紹介、ラッキング、モディファイなど。

Telefunken W695 - EQ

2008-07-12 00:10:51 | vintage gear
KOKUYO EMX-60 磁気テープコンテナ KOKUYO EMX-60 磁気テープコンテナ
価格:¥ 30,450(税込)
発売日:2006-04-24



W695_frontSiemens W295bの一世代前で、大きさもDanner B1と言うW495stb等の半分のサイズにIN/OUT共にトランスを詰め込んだ3Band EQです。High / LOWは、60Hz / 10KHz ±15dB、Midは700 / 1K / 1.4K / 2K / 3K / 4KHz +8dBとプレゼンスはプラス方向のみです。サウンドはW295bの『ゆったりとして広い感じ』とは対照的でV672のように『パンチの固まり』でTeklefunken サウンド全開です。特に特徴的なミッドの密度感はギター等に最適で、『太く曇らない』ローもドラム等の録音に重宝します。ただしハイは10KHzとストレートなポイントのためか『クリーミー』や『シルキー』な感じとは行かず少々直接的な印象がありますが、それを差し引いても余りあるミッドローの魅力はAPIを彷彿とさせます。

W695_3080_inner内部はご覧のように両面から基板で挟まれてトランスが少し顔を覗かせているだけで、ケースもドイツ物らしく割としっかりしていますが、この手のモジュールはしっかりしたラックにマウントしないと『磁気誘導』等に弱いためか、なかなか本来の実力を発揮しません。ドイツ物はNEVE等のモジュールより若干入手し易い価格としっかりしたケースが徒となって裸のままピッグテールで使用されている方が多いと思いますが、是非モジュールと同じ位の予算を取ってしっかりとラッキングしてご使用する事をお勧めします。写真のモジュールはお譲りした方のご理解の元に高価なステンレスラックにマウントして納品させて頂きましたが、前述の高域の印象も改善されて特徴的なミッド/ローの密度も、よりしっかりしたサウンドになっていると思います。ピンアウトはこちらで、コネクターはT 2701 23 pinです。


Siemens W295b - EQ

2008-07-09 16:27:47 | vintage gear
レッツ・ダンス レッツ・ダンス
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2008-06-11



W295bjpgDavid BowieやT-RexのプロデューサーとしておなじみのTony Viscontiが好んで使用した『ROCK EQ』です。エンジニアの立場からこのEQの調整ポイントを考えると、何でそんなサウンドになるのか、ちょっと?な部分もありますが、とにかくそう言われています。ポイントは確か、低域が40Hz ±15db、高域が15KHz±15db、中域は700 / 1K / 1.5K / 2.3K / 3K / 3.5K / 5.6K ±8dBと言うどちらかと言うとハイ/ローはクラシック向き?なポイントで素直な印象がありますが、それに対してミッドは少々攻撃的かも知れません。

W295binnerそこで思い出したのが、昔レコードの時代に『Master Tapeをそのままカッティングにしました』的なレコードがあって、たまたまDavid BowieのLet's Danceを聴いたのですが、マスタリング前は『スタジオ標準サウンド』というか製品版レコードとはまるで違う『素直な良い音』だなぁ~と思った事でした。(Let's Danceのプロデューサーはナイルロジャースですが、、)あのサウンドは当時Master Diskに居たBob Ludwigさんの手腕による所が大きかった訳ですね。。。その場に同席したエンジニアで、それに影響されてマスタリングエンジニアになるべくLAに渡り今では大変有名になったマスタリングエンジニアの方も居るそうです。商品性よりアーティストの音楽性を最重要ポイントに作業を進めるスタジオワークで仕上がった作品をより高次元の商品へと進化させるマスタリングワーク。こんな連携が必要となる仕事に恵まれてみたいと思います。

ピンアウトはこちらです。コネクターはT 2706 13pinで、+24Vdcで動作します。


Siemens V276 - Mic pre

2008-07-07 22:24:01 | vintage gear
豆乳せっけん「自然生活」 100g 豆乳せっけん「自然生活」 100g
価格:(税込)
発売日:



V276_pair1Telefunken V676aの兄弟にあたるSiemens V276です。Siemens U273bの所で書いたように『真空管のシミュレートをトランジスタで極めようとしたSiemansに対して、より新しいトランジスターアンプの可能性を目指していたTelefunken』と言った印象です。あくまでも個人的な印象ですので実際の両者が何を目指していたのかは解りませんが、両メーカーのモノを比較するとU273b vs U373aやV276 vs V676aでも共通して言えるのはSiemensの方が『壊れにくい』 事ではないでしょうか? 製造から30年余りを経過してもSiemensのモジュールはオリジナル部品で元気に動いているのに対しTelefunkenのモジュールは何処かに修理の形跡がある物や補修が必要な物が殆どです。しかし、天の邪鬼な私は、その『安定感』より『危うさの中に光る何か』に魅力を感じてしまうので、このモジュールは私の手元を離れて『ヒット曲を連発』されているエンジニアさんの元に嫁いで行きました。

V276circuit機材の善し悪しは、それを使用する方の主観が大きく関わるので一概には言えませんが、もし私がV76sを所有していなければこの機材の評価は大きく変わる事になります。どちらかと言うと刺激的な高域が多いトランジスターアンプの中にあって、NEVEで良く言われるような『シルキー』とは少々違いますが、V276は『クリーミー』な高域が特徴です。ドラムからストリングスまで伜なくこなすバランスの良さとか、そういった方向から見た完成度は非常に高いアンプだと思いますので機会がある方は是非お試し下さい。 
ピンアウトはこちらで、動作は+24Vdc(+23~+30V) 40mAです。


 


東欧の "Poor-man's" Pultec - RFZ w735

2008-07-05 19:29:33 | vintage gear
FOX・MGM ビリー・ワイルダー DVDコンプリートBOX FOX・MGM ビリー・ワイルダー DVDコンプリートBOX
価格:¥ 26,040(税込)
発売日:2004-09-17



先日、深夜のBSでビリーワイルダーの映画を放送していましたが、その中に戦後の東側の様子をコミカルに描いた場面がありました。西側の様子は『資本主義』発展中。利益の追求に懸命で典型的なアメリカンドリームな結末でしたが、ふとコミカルな東側の様子の裏側に感じたのは機材の開発も、もしかしたら『命懸け』だったのではなかろうか?と、、、そんな状況の中で開発されたであろうRFZ 第3弾です。

W735東欧のPultecと言われているのは、RFZ W734ですが、今回は 7 BandのグラフィックEQ W735です。グラフィックEQと言うとAPI 560等のスライダータイプが有名ですが、こちらはボリュームタイプで1モジュールに2ch分のEQ が入っています。V781とモジュール幅は同一でEQのバイパススイッチとMUTEスイッチが装備されていますのでコンソール内ではV781と共に使用されていたと思われます。トランスはインアウト共にありませんので、V781からアンバラでW735に接続して、そのアウトプットにAU43等のトランスを接続する方法が正解だと思います。


W735_inner内部は、まるで『試作機』のように空中配線満載ですが、音質の方はV781譲りでかなりしっかりしたサウンドとなっています。 RFZのマイクプリに他社のEQを組み合わせると、そちらのキャラクターが強くなったりRFZのキャラが薄まったりでなかなかベストと思えるEQがありませんが、このW735はV781と組み合わせて使用する事のより更なるシナジーが期待出来ます。EQポイントは11kHz 6kHz 2.5kHz 1kHz 250Hz 125Hz 63Hzとなっておりミッドローのポイントが少々不足していますが、その辺り(200~800Hz)のキャラクターが売りのRFZとしては調整の必要なしと言う事なのでしょうか?実際に使用していても不思議な事にポイント不足は余り感じません。

データシートは残念ながら入手不可ですが、実際のモジュールから探ったピンアウトはこちらです。コネクターはV781と同じ26pinです。
タイトルにある"Poor-man's" Pultecは、内部の空中配線や素っ気ないフロントフェースから人気のない時期を過ごしたために命名されたモノですが、今となっては「ある意味」それ以上に貴重なモジュールとなっています。

W735_1_pinout


NEVE 3415 - Use it as a Mic Pre 続編

2008-07-04 18:52:41 | vintage gear
世界の台所ニューヨークを食べ、歩く―百聞は一口に如かず世界の台所ニューヨークを食べ、歩く―百聞は一口に如かず
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2006-04


Pin2)コネクターのハンダ付け
ピン番号はこのようにモジュールに挿した状態で、上の列が偶数、下の列が奇数です。
下列の右から1、3、5、7、9、11、13、15、17
上列の右から2、4、6、8、10、12、14、16  となります。


3)Inputラインの接続
このモジュールの入力トランス(10468)の場合、インピーダンスが2種類あり、pin 1, 5 はマイク用(1.2kΩ)、pin 2, 4はライン用(10kΩ)として使用することが出来ますが、切り替える場合はなるべくリレー等を使用して極力シールド線で引き回す距離を短くして下さい。(ノイズの原因となります。)

マイク用のpin 1, 5またはライン用のpin 2, 4どちらか一方をそれぞれXLRの2, 3番ピンにハンダ付けします。マイク用の場合、ピンアウトにあるようにpin 1, 5に470Ωの抵抗をハンダ付けして下さい。その場合の入力インピーダンスは約340Ωとなります。

4)ゲインコントロール
先程製作したゲインスイッチをコネクターに接続します。フロントゲインからの芯線はpin 6 に、リアゲインからの芯線はpin 11にハンダ付けして下さい。 バスワイヤーからのシールド線はpin 10にハンダ付けします。

Vol5)レベルコントロールボリューム
通常O/Pボリュームと言われる物ですが、実際はBA 438とBA 440の間のExternal Fader用のpin 7,8,9を利用してレベルコントロールボリュームを結線します。10KΩのボリュームの代わりにP&Gのフェーダーを使用すれば実際のNEVEコンソールと同じ方式になります。

このような10kΩのボリュームを2芯シールド線で、pin 7から右の端子(Top)、pin 8から中央の端子(wipe)、シールド線を左の端子(bottom)にそれぞれハンダ付けして下さい。(完成後音が出ない場合は左右が入れ替わっている可能性があります。)このボリュームは右に回しきった状態が通常のゲイン(0dB=0dB)です。

5)Outputラインの接続
pin 13 , 14からXLRのpin 2, 3に接続して下さい。
その際、コネクターのpin 13 , 14または、XLRのpin 2, 3に600Ωの抵抗をハンダ付けして下さい。

6)DC24Vラインのハンダ付け
DC24Vの+側をpin 15に、0Vをpin 16にハンダ付けします。
in / outラインのシールド線もpin 16にハンダ付けします。

7)GND
最後にpin 3と17に適当な長さの単線をハンダ付けします。
そのグランドラインはモジュール毎にお手持ちのラックのアースポイント
1点に接地して下さい。

電源、ラックの状況でハムノイズ等が出る場合にはGNDを0Vに落とすなど工夫をお願いします。
通常は0VとGNDは結線してしまう方法が一般的ですね。

Pigtail以上でコネクターのハンダ付けは終了です。コネクターの向きを間違わないようモジュールにさして下さい。
通電はもう一度ピン番号等に間違いがないか確認してからにして下さい。

ピンアウトはこちらで、コネクターはelco pin タイプの17 pinです。

『百聞は一工作』ですので、是非一度DIYの世界にお越し下さい。

いつもご落札頂きありがとうございます。 DIYに最適な機材はこちらです。

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NEVE 3415 - Use it as a Mic Pre

2008-07-03 19:57:24 | vintage gear
ワン・ツー・スリーワン・ツー・スリー
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2008-06-27


3415_inner2German Moduleからは全く外れて反則技の乱発ですが、ステップゲインスイッチの製作等の参考になりますのでご容赦下さい。このフォーラムを参考にNEVE 3415をMic preとして使用出来るように作業を進めて行きます。

必要な部品 (1モジュールあたり)
1)抵抗 1%(62Ω,120Ω,150Ω,220Ω,240Ω,360Ω,430Ω,620Ω,1kΩ,1.5kΩ)×各1本  91Ω × 2本 470Ω 600Ω × 各1本
2)ゲインスイッチ用 2回路12接点のロータリースイッチ(ELMA等)1個
3)ボリューム+ノブ 10kΩ ×1個
4)バスワイヤー 20cm
5)絶縁用収縮チューブ、ガラスチューブ 2mm, 4mm × 各10cm
6)2芯シールド線 、24AWG位の単線 ラックに必要な長さ
7)XLR等のコネクター IN /OUT 各1個
8)DC24V(0.5Aあれば4モジュールでも十分でしょう)の電源1台
9)お好みのラック1台

Elma_pos1)ゲインスイッチの製作
ツマミを左に回した状態で導通する端子を探します。その端子をポジション1とすると反時計回りにポジション12まで確認して下さい。ここでは2deckスイッチをリアゲイン用、1deck(ノブ側)をフロントゲイン用にします。

Elma_step1リアゲイン用のポジション1、2は何もハンダ付けしません。
ポジション3に1.5KΩの抵抗をこのようにハンダ付けします。
余った抵抗の足にガラスチューブ等をかけてポジション4にハンダ付けして下さい。
以下同様にポジション5に620Ω、ガラスチューブ等をかけてポジション6にハンダ付けして下さい。(ポジション12は抵抗をハンダ付けするだけです。)

ポジション7以降の抵抗値(NEVE社推奨)は下記を参照して下さい。

The front gain(BA438) 抵抗値
+3dB = 1K
+6dB = 430?   
+9dB = 240?
+12dB = 150?
+15dB = 91
+18dB = 62

The rear gain(BA440)抵抗値
+3dB = 1.5K
+6dB = 620
+9dB = 360
+12dB = 220
+15dB = 120
+18dB = 91

フロントゲイン用スイッチも同様に抵抗をハンダ付けしますが、こちらはポジション1は何もハンダ付けせず、ポジション2から1KΩ、余った抵抗の足にガラスチューブ等をかけてポジション3にハンダ付けして下さい。ポジション4以降もリアゲイン同様に作業して下さい。

Elma_step3全ての抵抗のハンダ付けが終わったらこのようにバスワイヤーを丸めてもう片方の抵抗の足にハンダ付けします。この際1Uのラックに納める方はあまり丸めた輪が広がらないように注意して下さい。

もうお気づきだと思いますが、このセッティングはゲインコントロールをまずフロントをブースト、次のステップではフロント+リアと言うように+3dBづつ交互にブーストして行きます。ちなみにBlakeyboyさんのラックはフロントリア同時にゲインブーストして行きますが、抵抗値はちょっとした企業秘密だと思うので、その方法をご希望の方は、ご自身で計算して下さい。

次に丸めたバスワイヤー同士をハンダ付けして、余った抵抗の足をきれいに切り落とします。

適当な長さの2芯シールド線を用意してシールドをバスワイヤーに、芯線をフロント、リアにそれぞれハンダ付けしますが、どの色をどちらに繋いだか覚えておいて下さい。 後程コネクターに接続します。

次回は2)コネクターのハンダ付けです。

いつもご落札頂きありがとうございます。
Marinair/BA440等の入ったモジュールをこちらで出品中です。

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NEVE 3415 x - Blakeyboy

2008-07-02 15:27:28 | vintage gear
プロジェクトX 挑戦者たち Vol.4世界を驚かせた一台の車 ― 名社長と闘った若手社員たちプロジェクトX 挑戦者たち Vol.4世界を驚かせた一台の車 ― 名社長と闘った若手社員たち
価格:¥ 3,800(税込)
発売日:2001-11-22


3415xrack幻に終わった『NEVE Summing System』を依頼したGreat Linford Manor Studios - Blake Devitt (Blakeyboy)さんがラッキングしたNEVE 3415 xです。通常の3415と同じだと思っていましたが比較試聴した所、全く違う音質である事が判明しましたので少々Blogの趣旨から外れていますが、"x"の意味と3415のラッキング情報も交えてご紹介します。

3415xGeoff Tannerさんのフォーラムによると、通常のモジュールは NEVE 3415や1073等4桁の数字のみですが、まれに"x"がついているモジュールがあります。これはABCニュース等でおなじみのWABCに納入されたモジュールで、『 to drive a 150 ohm load at -10dBu』と言う条件を満たすために特別に設計されたものです。

ノーマルタイプと外観上の主な違いはアウトプットトランスで通常はT 129 +8dBタイプが使用されていますが、"x"タイプはNEVE 5432等に使用されていた+2.5dBタイプが使用されています。約-6dBのゲインロスと引き換えに貴重なMarinair をインプットトランスの10468Sと共に得た事になります。(ノーマルの3415はIP/OP共にSt. Ivesが圧倒的に多いです)

Blakey_inner本来はローゲインで使用する事を目的に設計されたモジュールのためか、これをマイクプリにモディファイしようとするとアウトプットのターミネート等の方法によって高域のピークが問題となりますが、彼は見事に+70dB以上のゲインと共に『至極のNEVEサウンド』をラッキングしてくれた訳です。33609の設計者として有名なGeoff Ternerさんが既にラッキングサービスを提供していない現在、彼は間違いなく世界で3本の指に入る『Neveのリビルダー』だと思います。

そのようなラックを参考に次回は、ノーマルの3415をマイクプリとして使用する方法を紹介します。

いつもご落札頂きありがとうございます。
貴重なMarinair LO 1173はこちらに出品中です。

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