SHARP プラズマクラスター搭載空気清浄機 14畳用 FU-A51-W 価格:(税込) 発売日: |
'70年代に製造されたBooster Ampで、0-40dBまたは6-46dBのGainがありMic AmpとしてもLine Ampとしても使用出来るユニバーサルアンプなのですが、通常の製造ラインのアンプはV472-2とも呼ばれ過去に紹介した同名アンプの前身に位置しており、"930"シリアルで製造された個体をPV46Dとしているようです。
このBlogを熱心にお読み頂いている方には、おおよそ想像が出来ると思いますが、私が考える「良い音がするNeumann Module」全ての条件をこのアンプは満たしており、個人的には最高のディスクリートLine Ampだと考えていたOA20搭載のV472-2にも増して、Tube的な低域の質感や量感、密度の濃い中域から尖っていない高域でありながらクリアなサウンドを聴いて、改めてディスクリートアンプは比較対象が「成功したTube Amp」だったであろうTubeからトランジスタ過渡期に設計されたものに限るとの認識に至りました。
PCBを見ると0Vコモンではない完全なDual Mono構成のステレオアンプで、芸術的とも言えるようなパターンが刻まれており当時のサーキットデザイナーの尋常ではない才能を垣間見る事が出来ます。
Dual Monoで思い出したのですが、このような業務用アンプを家庭用に使用する機会も増えているようですが、、、
「MONO モジュールの方がセパレーションが良い?」
私には、位相が狂っているサウンドを聴いてセパレーションが良いと感じているとしか思えません!
もちろんSPの特性や部屋の状態などアンプの比ではなく違うので「揃っていない個体」が起こすセレンディピティも否定はしませんが、、、
良質なステレオモジュールの入手は既に絶望的な時代になってしまいましたので、安価で入手しやすいMONOモジュールを売るための方便にしか聞こえないのですがいかがでしょうか?
昔流行ったML社のML-6 + ML-2Lのように完全に電源部も独立して駆動させているならまだ理解出来る所もありますが、ひとつの電源で駆動させればMONOモジュールでも0Vコモンですよね?
個体差の少ないと言われるNeumannなのでW444aなどは、固定したポイントでレベルだけ合わせるのなら1dBでも0.1dB精度でも合わせるのは容易ですが、MONOモジュールの位相やF特、歪率、その他諸々のステレオマッチに重要なファクターを満たすようなペアを探すのは「砂漠で同じ形の石を探す」ような果てしない作業で膨大な労力や費用と忍耐力が必要になります。
それでもMONOモジュールしかない機材もありますので、それをマッチングさせるために超オタク的な作業を強いられる事が悩みの種であり、楽しみでもある訳ですが、商業ベースでは採算が取れませんので、私が"sta"ではないW444aを扱わない大きな理由のひとつでもあります。
その点、Stereoモジュールは製造、出荷時に録音や放送業務の際にStereo使用しても問題ないとNeumannが設定した条件はクリアしている訳なので、このDual MonoのPV46Dは回路的には「数ミリ」のセパレーションしかありませんが、クロストークも良好でステレオイメージや奥行き感も自然に広がります。
元来プライドの高い欧州人は、日本向けに売却する機材などまともなモノがあろうはずがなく、親密な取引をされた方ならご存知だと思いますが、「本当の良品」が送られて来た時に適正に反応すれば、在庫なしと言われた機材も次から次へと出て来るような業界ですので、外観だけの綺麗さや説明に惑わされる事なく本物の良品をお探し下さい。
↓↓↓沢山のお問い合わせ、ご入札を頂き誠にありがとうございました。
ご予約頂いてる方には良品が入り次第ご連絡させて頂きます。