Bridging Two Worlds 価格:¥ 2,213(税込) 発売日:1997-05-05 |
Summing patch Bayの続編用写真を撮り忘れたまま実戦投入となってしまい急遽他の記事になりますが、2010年はUS/UK モノのオンパレードでGerman Vintageファンの方には恐縮ですが良品はご紹介しても損はないと思いますのでご容赦頂ければと思います。
有名なAM-10やAG-600B等に採用されていたトランスで、コネクターは8pinの真空管ソケットを使用しているのでLINE用やMIC用等、用途に応じて簡単に差し替える事が出来るUS的で合理的なコンセプトの入力システムのLINE用トランスです。
NTP 179-120に使用していた新品のJensenに少々不満を感じていたので、その代替候補として衝動的に入手した訳ですが、良いと評判のCD→Main AMP間のブリッジトランスとして使用する事からテストが始まりました。
その評判通り、とても良い感じで音楽がブレンドされ¥5000程度のCDプレーヤーでも、音質も音楽的にもかなりの満足感が得られます。(と言ってもCDプレーヤーは何でも良いと言う訳ではありませんが、、、)
それに気を良くしてステレオマッチングの為に更なる追加購入に至りましたが、どうやら見た目では2種類あるようでオクタルプラグ部がグリーンの個体と、ブラックの2色があり微妙にですが音質も違います。
個人的にはグリーンベースがバランス的にお気に入りなので、どのような違いかをいつもお世話になっているフォーラムで調べたら同じ#4580200-01でも共振周波数等、以下のような違いがあるようですが、このデータが実際の音色にどのように作用しているのかはよく解りません(笑)
Black Base:
150 H
DCR: 1.44 K
Leakage: 25 mH and 146 pf for a predicted resonance of 82 K CPS
Green Base:
188 H
DCR: 1.44 K
Leakage: 19 mH and 167 pf for a calculated resonance of 88 K CPS
入力Z=10KΩとの情報が多いのですが、古いAMPEX AG-600Bの資料には入力Z=20KΩとの記載があり、PIN OUTは、INPUT pin-4 and 6 、OUTPUT pin 3 and 2、pin 1はケースシールドで、Gainは1:1です。
また、#4580200-02と末尾が一つ違いのトランスは同じPIN OUTで、入力Z=600Ω、Gainは14dBとなっているようです。
このトランスへの交換でUS的な粗さが気になっていたNTP179-120も後日掲載予定のTriad HS-56Vと相まって非常に滑らかかつ、タイトで芯のしっかりしたコンプに更なる進化を遂げました。
オクタルソケットつながりでピアレス等のトランスも差し替え可能だとソース毎に簡単にキャラクター変更が可能になるな~等と考えていますが未だ実行には至っていません。
4/12 追記
グリーン/ブラックベースの金メッキピンVer.の他にピンが金メッキされていない一回り小さいブラックベースの後期Ver.があるようです。
いつもご落札頂きありがとうございます。 Siemens W291VSTD ステレオアクティブフェーダーこちらから出品中です。
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