”RFZ” (Rundfunk und Fernsehtechnisches Zentralamt)のVintage Output Transformer(1:1)です。 サイズは35mm程の立方体でコンパクトにまとめられていますが、音質は非常に奥行きの深いダイナミックなキャラクターです。V781のO/P用にMarinair LO1166、LO1173 やHaufe等有名なトランスを数多く試しましたが、V781に関してはこれに勝る物はありませんでした。逆にNEVEでこのトランスをドライブさせたら??と思う程のポテンシャルを感じましたが、まだ実際に試すには至らずです。 これぞ、ザ・ハンドメイド的な非常に手の凝った作りで、同じような見た目の物を探すのはかなり苦労しますが特性/音質はどれも素晴らしくステレオペアでも問題無く使用出来ます。詳しい方に試して頂いた所、ウエスタンより気に入って頂けたようです。構造については余り詳しくないので、その時のコメントを引用させて頂きます。 "トランスのコアの側面を一周、ぐるっと見るとコアの側面に「継ぎ」が見られません。分解しないと分かりませんが恐らく「O字型」+「I字型」ではなく漢字の「日の字型」のコアではないかと想像します。コアの切れ目は、漢字の「日の字」の真ん中の横棒の片側1か所だけだと思います。私が想像する構造であれば、このコアを巻き線が巻かれたボビンに「日の字」の真ん中の横棒を 曲げて1枚1枚差しこんでゆきます。コアの厚さが分厚いと真ん中のコアを簡単に曲げることができませんから大変な手間です。 既定の枚数のコアを差し込んだらコアとボビンの間にベークライトのような絶縁材を打ち込んで完成です。「E字型」コアを使用するとコアの突き合わせ箇所は3箇所になります。コアの突き合 わせ箇所が少なければ低域や中低域に強みを発揮するはずです。” レアメタル高騰の折、録音機材からトランスはほぼ無くなりつつありますが、音楽を心地よく再現するには無くてはならない存在ですね。それにしても恐るべきVintage German Technologyです。 いつもご落札頂きありがとうございます。 <IFRAME frameBorder="0" allowTransparency="true" height="60" width="234" marginHeight="0" scrolling="no" src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=2475379&pid=876949424" MarginWidth="0"><script Language="javascript" Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/jsbanner?sid=2475379&pid=876949424"></script><noscript></noscript></IFRAME>
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