Neumann Summing System 全体の構成
基本となる10 IN x 2 OUTのラインミキサーを5Uのラックに納める事にしました。
当初は最近海外で流行っているPanなしでNeumann W444sta x 4をSumming Ampで受ける単純なラインミキサーを予定していましたが、『Cafe de PA』だと、どうしてもMonoの必要性も出てくるのでPanpotが必要となります。次に、モニターも返す必要があるので最低2系統(pre-post切替可) のAUXも必要となります。これはRecording / Masteringの際はaux sendをはじめ本線が2BussしかないのでSub Busとしても使用出来るようにします。
これによって、10 IN x 6 Bus x 2 Out の構成になる予定です。
本日はその要となるW444staについて、

このフェーダーはフォーラム等のリコメンドリストの中でもかなり優秀な部類に入ります。
フェーダーと言えばNeve等でおなじみのP&G社が有名ですが、感触も音質もそれに負けないくらい優秀です。
新品のP&Gフェーダーに少し足した金額でトランス付きのディスクリートアンプが手に入りますのでお得ですね。
因に、似た名前でW444stbがありますが、そちらはO/Pはトランスレス / NONディスクリートで形はそっくりですが傾向はまるで違うので注意が必要です。

内部を見ると『Haufe』のトランスが4つと初期バージョンはNeumannのディスクリートオペアンプOA12が搭載されていてなかなか贅沢な作りです。Ch Fader と Master Fader用はフロントプレートの付け替えで対応出来るように設計されているので、このフェーダー自体が+20dBのディスクリートのIP / OPトランス付きバランスのラインアンプとして使用出来る優れものです。
通常のトランスOUTはダイレクトアウトに使用する事にして、早速、Main Bus + Aux に使用するアンバラアウトの引き出しに掛かります。Haufe RK445=Neumann 90358だと思われるのでPin1と思ったらPin4でした。
このトランスは約1:2ですので予定通り-6dBで音色は低域がアンバラだと少しぼけるようです。
注意:このO/Pトランスのプライマリー側にはDCが掛かっていますのでコンデンサー / トランス等でフロートしないと壊れる可能性があります。(5/26追記)

そこで、ケーブルをBELDENの撚線からWEの単線に変更した所、低域はタイトになりました。このケーブルは折れ易いので折れないように工夫をしてとりあえずはこれで行こうと思います。
これで、Post Fader用のラインはコネクターのPin 2 / 10が空きピンなので、そこにアサインする事にしました。

この後、Pre Faderのラインをどう取り出すか?と言う事になるのですが、本日はこの辺で。
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基本となる10 IN x 2 OUTのラインミキサーを5Uのラックに納める事にしました。
当初は最近海外で流行っているPanなしでNeumann W444sta x 4をSumming Ampで受ける単純なラインミキサーを予定していましたが、『Cafe de PA』だと、どうしてもMonoの必要性も出てくるのでPanpotが必要となります。次に、モニターも返す必要があるので最低2系統(pre-post切替可) のAUXも必要となります。これはRecording / Masteringの際はaux sendをはじめ本線が2BussしかないのでSub Busとしても使用出来るようにします。
これによって、10 IN x 6 Bus x 2 Out の構成になる予定です。
本日はその要となるW444staについて、

このフェーダーはフォーラム等のリコメンドリストの中でもかなり優秀な部類に入ります。
フェーダーと言えばNeve等でおなじみのP&G社が有名ですが、感触も音質もそれに負けないくらい優秀です。
新品のP&Gフェーダーに少し足した金額でトランス付きのディスクリートアンプが手に入りますのでお得ですね。
因に、似た名前でW444stbがありますが、そちらはO/Pはトランスレス / NONディスクリートで形はそっくりですが傾向はまるで違うので注意が必要です。

内部を見ると『Haufe』のトランスが4つと初期バージョンはNeumannのディスクリートオペアンプOA12が搭載されていてなかなか贅沢な作りです。Ch Fader と Master Fader用はフロントプレートの付け替えで対応出来るように設計されているので、このフェーダー自体が+20dBのディスクリートのIP / OPトランス付きバランスのラインアンプとして使用出来る優れものです。
通常のトランスOUTはダイレクトアウトに使用する事にして、早速、Main Bus + Aux に使用するアンバラアウトの引き出しに掛かります。Haufe RK445=Neumann 90358だと思われるのでPin1と思ったらPin4でした。
このトランスは約1:2ですので予定通り-6dBで音色は低域がアンバラだと少しぼけるようです。


そこで、ケーブルをBELDENの撚線からWEの単線に変更した所、低域はタイトになりました。このケーブルは折れ易いので折れないように工夫をしてとりあえずはこれで行こうと思います。
これで、Post Fader用のラインはコネクターのPin 2 / 10が空きピンなので、そこにアサインする事にしました。

この後、Pre Faderのラインをどう取り出すか?と言う事になるのですが、本日はこの辺で。