NTP351-100は+42dB程のゲインがあり179-120譲りの好感の持てるサウンドなのですが、ゲイン切替が基板上部にあるためラックに入れると切替が出来ない事もあって実力の割に過小評価されているアンプです。
ゲイン切替をフロントパネルにリモートしても変なノイズを拾ったりS/Nにも悪影響がない事が判明しましたので、ロータリースイッチに変更して0-6-12-18-24-30-36-42dBと切替可能になりました。
ラックはNEVE33115Aにも使用したSchroff社製の1Uラックですが、天板は前回のEUROカード用とは異なり任意の場所にスペーサーを設置可能な全面穴あきタイプを使用しています。
いつもNTP179-120の修理にM100オペアンプを流用され報われない運命に翻弄された351-100でしたが、幸運にも最後のペアをラッキングする機会に恵まれ恩返しが出来たように思います。