思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

最近買った本と目下の悩み 

2007-07-01 18:00:45 | 他人の旅話
ここ1か月で新たに買った、けれどもまだ未読の本をいくつか挙げてみる。

・『旅する南極大陸』(神沼克伊、三五館、2007年3月)
・『関野吉晴対談集 グレートジャーニー 1993~2007』(関野吉晴、東海教育研究所、2007年6月)
・『野宿大全』(村上宣寛、三一書房、2007年6月)
・『行かずに死ねるか! 世界9万5000km自転車ひとり旅』(石田ゆうすけ、幻冬舎文庫、2007年6月、著者サイン入り)
・『自転車生活の愉しみ』(疋田智、朝日文庫、2007年6月)

これらはべつに本ブログのネタとしてわざわざ狙って買ったわけではなく、普段からこのような旅関連の本を好んで買って読んでいる。僕は普段から流行りの文芸書なんかにはほとんど手を出さないので、どうしてもこのような旅本ばかりになってしまう。雑誌・ムックも同様。
また、『自転車生活の愉しみ』については2001年発売の単行本(もちろん初版)のほうをすでに読んでいるが、この6年の経年変化を反映させたりして新解釈になったこれもきちんとチェックしておきたいタチで、しかもこの本については巻末に新たに収録された疋田氏とパックン(パックンマックン)との特別対談も面白く(ここだけすでに読んだ)、そんな良質のおまけまで付いてしまうともう買わずにはいられない。ヤバイ。

ただ、買ったはいいが、昨年末も本ブログで書いたように僕は超が付くほどの遅読で(モーニング娘。風に言うと超超超超くらい)、なんだかんだで読みたいが読めない、まだまだ未読の本が日々増えて困ってしまっている。今日現在でとうとう50冊を超えてしまった。でもこれは本好きの人からするとまだ少ないほうなのかな。
しかも、比較的場所を取らない文庫や新書よりも大きな単行本のほうが多く、積み置きの場所の確保にも日々悩んでいる。どうしよう。今となっては、今春の不忍ブックストリート・一箱古本市でもお世話になった南蛇楼綾繁氏の気持ちがよくわかる。

この主な原因は、随時チェックしておきたい雑誌を読むほうを優先するからで、それが積もり積もってこのような危機的状況に年々追い込まれているのだが、そろそろ読む雑誌やマンガ誌の数(立ち読みを含めると毎月20誌以上)を減らそうかなあ、と本気で考え始める。また、ここ数か月は本ブログの更新にかなり力を注いでいることも影響しているかな。

今ある本をどうするかを早急に考え、対処しないと。僕が買った本をすでに読まれた方にも感想を(気休め程度に?)聴いてみたいものだ。とりあえず『野宿大全』については、著者の村上氏ともつながりのあるミニコミ誌『野宿野郎』のウェブサイト上で今後出る情報に勝手に期待しよう(ここのサイトは毎週2、3回、つまり本ブログよりも頻繁に巡回していたりする)。

ここ数か月で、四畳半の僕の部屋は校正仕事の資料も含めて紙の量が前年同月比で約1.3倍にまで増えていて、そんな火気厳禁であっぷあっぷな状態は今後もしばらく続く予定。このように動きがほぼ止まっている荷物に囲まれている影響であまり旅できない日々が続くかと思いますが(年内は個人的な旅よりは書店営業に力を入れるかも)、引き続き本ブログをよろしく。



『関野吉晴対談集 グレートジャーニー 1993~2007』。この本の241~244ページに収録されている山田和也氏との公開対談は、本ブログ2006年7月5日の投稿にもあるとおり、ポレポレ東中野で映画『プージェー』を観たあとに直接聴いていた。
これを読めば僕が旅について云々書くよりもわかりやすいか。


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