思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

ある登山中の行動食

2011-08-31 23:59:59 | 登山

前々回の投稿のように小ネタを出しすぎてネタ切れ気味なので、まだ先の沢登り関連で引っ張る。
そのときに携行していた行動食のことで、今年のどこかの山岳雑誌の企画でもこのような行動食を見せるのをやっていたが、それをパクってみる。

そのときは上の写真のとおりになんとなく事前に撮っていたのだが、ここ数年の日帰り登山に行く場合の平均的な組み合わせ。
でも最近は山へ行く機会が少ないので、もっと手抜きして菓子パンと惣菜パンが数個だけ、というときもよくあって、ほかにも種類を増やしたこれはやや豪華なほうかも。

ただ、これが1泊以上の泊まりがけの登山になると内容はまた変わってきて、最近の流行りではジップロックよりはナルゲンのようなポリカーボネートのボトルに収納する人が多くなりつつある? いわゆる“トレイルミックス”的なもので乾き物はピーナツのほかに、ポテコ、柿の種、アーモンドなども混ぜたり(このへんは夜の酒のつまみにも兼用できるやつ)、ほかにも小さな羊羹、大福、魚肉ソーセージ、角型チーズ、クッキー、かりんとう、冬場であればチョコレートも加えたり(夏場は溶けやすいのでほぼ避けている)、さらに飴類を多く加えたり(学生時代はカンロ飴ばかりだったが、近年は道中で風邪・乾燥などによってのどを痛めたときのためにスースーするのど飴を入れることが多い)、と味は飽きないように種類を増やしている。

あと、良い子は真似しないほうがよいかもだが、たまにマヨネーズを携行して直飲みする人もいるが(極度の“マヨラー”ではないが僕も数回やったことがある。でもマヨネーズの高カロリーのおかげで? 遭難から生還した話もたまに聞くしなあ)、似たようなもので僕の大好物としてもう少し経済的に余裕があるときは、キユーピー「パン工房」シリーズの「ツナ&マヨ味」が前々から好きなのでこれを携行して同様に直飲みしたりもする。食パンかロールパンでもあればジャムやバターのように塗って食べてもよいのだけど。ただ150gと少ないわりに220円前後と高いので、特売のときに狙って買っておかないとなあ。ちなみについでに豆知識だが、キユーピーの社名の「ユ」は小文字の「ュ」ではなく大文字の「ユ」。

また学生時代から、冬場限定でコンデンスミルクを同様に直飲みもしていた。気温が高くて雪が残っている春山では、きれいな雪にそれを垂らしてかき氷を堪能できたりもするし。

種類を多く、というと、写真にもあるがおにぎりと菓子パンを同時に持つこともここ数年よくやるが(でも冬場の氷点下の雪山ではおにぎりをしばらく持つと凍って悲惨なので、初日の早い段階で食べるか、あらかじめ選択肢から除外する)、これは行動中の体調や気分や場の雰囲気によって食べたいものが変わることを考慮してどちらかを選択できるように、ということで両方持っている。
どちらか余れば持ち帰っても帰路途中に食べてもよいし、なんなら両方いっぺんに食べてもよいし。僕は普段から食事でご飯とパンを交互に食べても平気な人なので、それでも問題なし。

ちなみに先の沢登り後に写真のもので登山中はおにぎり以外はすべて食べきっていて、余ったのはおにぎりと、入山前に買い足しておいたもう1個の菓子パン、の2個だけだった。

ホントは火器をあえて持たない日帰り登山でも、不測の事態によって当日中に帰れなくなったときの備えとして非常食用にもう少し多めに持つべきだが、今回は少なかったか。まあ持ちすぎると荷物が増えるし、経済的な問題もあるし。

基本的には、酷く疲れたときでも食べられるくらいに自分の大好物にすれば間違いないが、嵩張らないようにできるだけ小さくてもカロリーが高いものや小分けにできて収納しやすいものを選択する姿勢は昔から変わらない(ポテトチップスも好きだが、袋が大きくて携行し難いので避けていて、でもどうしても食べたいときには写真のように比較的小型のブルボン「プチ」シリーズのを用意する)。甘味と塩分という味のバランスとともにカロリーと重量のほうのバランスの取り方の試行錯誤は今でも続いていて永遠の課題やね。自分にとって外せない定番モノもあるが、新発売の菓子とかでちょっと変わり種を試したい気分のときもあるから。

そういえば、写真のは600円以内の出費で済んだが、最近は行動食のために2000円や3000円かそれ以上出費して大量に揃える必要があって準備ももっと入念に行なうくらい期間の長い登山にホントに出かけていないよなあ。そういう登山も、年内はちと厳しいがまた来年以降に機会を作って行きたいなあ。


※2011年9月下旬の追記

本文中の「ツナ&マヨ味」、先日、約2年ぶりに買ってみた。大好物なのにそんなに間が空くとは。



そうしたら、蓋の形状が変わったのね。知らんかった。
この改善は開け閉めしやすくなったのと、あとは蓋の上面の面積がやや広がったために逆さまにして立てるときにより安定する、という狙いもあるのかしら。
今後もびしばし買って、チューチュー食べよう(飲もう)。


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