第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

メインのプレゼンテーションについて MCTM day 135

2016-02-14 15:17:11 | Mahidol University編

皆様こんにちわ。

随分と色々な事が重なり、自分との闘いの日々が続きます。

とはいいつつも週末は必ず家族サービスで外出するようにしてますので、時間を有効に使う努力は惜しみません。家族があってこその自分です。

さて、この1ヶ月位の進行がどのようなものかといいますと、自分達の研究テーマ以外に、Topic reviewという一時間のSystematic reviewの課題を終えなければなりませんでした。

また授業が毎日かなりあります。

 

漸くですが、ここに来て全貌がつかめてきましたので記しておきます。

基本的なMCTMコースとしての発表義務は

1)Research disposal(total 60分)10月初旬から11月:自分の研究テーマのなが~いReviewとサンプルサイズや、Inclusion criteriaやExcusion criteriaの妥当性や、研究のRationaleをプレゼンします。そに対して外部からの教授達からの質疑応答を経てBrush upするというものです。

2)Critical appraisal(Total 45分)10月半ばから12月まで:好きな論文を5つ程選び、その内一つを批判的吟味を行い全て批判できるところを批判するというプレゼンを行います。

3)Topic review(Total 60分)1月半ばから2月末まで:一つのTopicを選びその最先端のGapを探し、全ての関連文献を読みSystematic reviewを行います。これが上手くできていれば、先生達よりReviewとしてJournalの投稿を目指さないかと言われます➠宿題が二度美味しい状態へ変わりますが、努力が二倍要ります。指導医の熱意と受験者の熱意次第ですが、中にはひどいものもありました。

※追加選択単位で:Review of Journalというのがあって、自分の研究テーマを全てReviewするというものでしたが、最初僕は全ての選択授業をお金を払い選んでいたのですが、あまりにもメインの発表だけで大変なのでキャンセルしました。結果的に今年は一人だけしか発表予定者がいません。大体2月から3月が予定されています。

4)Final Deffense (Total 60分) 3月末までに行う模様です。外部からの教授達からの質疑応答を経てBrush upし、4月半ばまでに製本を行うという流れです。この後、研究によって論文化するための作業が4ー6月の間入ります。

この間、出席と発言回数や妥当性が非常に厳しくCheckされる回診も多数ありますが、経験的に、点数なんか気にしないで楽しく一つ一つ謙虚に学ぶ方が絶対良いです。これは今後の方へのアドバイスです。熟考の上で思ったのですが、好きな勉強をしているにも関わらずにやってくるストレスの原因は、環境に適応できない自分や(つまりは他国の人間と対等に議論する能力が無い事や)、短期的な結果を求めたり、自己解釈の歪みから来るものなのではないかという気がしました。(当初、今思えば楽しいだけのDTMHですらストレスでしたから。人間喉元すぎれば忘れますから~)

今は、病棟回診や、Discussionが一番楽しく感じております。むしろデーター集めたりする方が単調で辛い。正規の単なる課題は適当に、自分の勉強と研究は気合をいれて後数ヶ月頑張ります。

 

 

 

 


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