後藤先生から献本頂きました、これはさぞかし期待できるとワクワクで開けました。
なんか小説のタイトルのような題名。
キュンキュン死する直前だった映画のぼく明日みたいに、”ぼく臨(りん)”って呼ばれそうなくらい臨床研究の苦労するところをポップにかかれています。
(TwitterやFBの投稿からMindsetがかなり似ていると感じておりましたので、やはりコレはHarvard MPHの集約+MGHでの学びのエッセンスかなと思います)
率直な思いを、羊土社さんにお礼のメールをしたら恥ずかしいくらいにいきなりホームページに採用されていました。
でもそれが率直な感想でしたので。
下記が書評です。
率直な感想を申し上げます。
まず
この本は、「ヤバい」です。
正直悔しいです。
その根拠として、自分が苦労して、苦労して、独学で学んできたこと、メンターと頑張ってきたことが、誰にでもわかるレベルで簡単に要点だけ書かれています。
おそろしいCuration技術です。ツイッターなどSNSで端的に勘所をつかんだ表現を駆使できる先生が書かれたのだろうと思います。
また、臨床研究でメインとなるバイアスの問題や、多変量解析の考え方なども、網羅されており素晴らしい本であると思います。
欠点は、この内容のすごさを理解するためには、論文を書いたことがある読者、それで躓いたことがある読者に絞られるかもしれないという点くらいですが、それこそこの本の狙いだと思います。
巷にある類書とは異なるものでした。
以上、率直な忖度なき感想です。
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