アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

充電噴霧器の電池交換

2013年05月26日 | 家庭菜園

10年以上前の充電噴霧器ニッカド電池ですでに寿命

ウエブで色々捜しましたが、単1型セル10個のバッテリーは

受注生産で15,000円以上で容量は4AH程度

最新のリチウムイオンバッテリー充電噴霧器でも

20,000円以上、

そこでGELタイプバッテリー天地無用に交換しました。

価格はモノタロウで、2,180円容量は2.3AH

結果、電池容量は半分になりましたが、15リットル2回

連続噴霧しましたので、家庭菜園ですので充分です。

おまけに、500グラム軽くなり充電時間も12時間から1.5時間に

短くなりました

GELタイプバッテリーは、ゲル状の電解液を使用しており、自己放電の抑制に優れ、長寿命、安全性の向上を実現しました。

バッテリー内部に発生するガスを極板に吸収し、電解液に還元するため、バッテリー寿命が尽きる(バッテリー交換時期)まで

液面点検や補水などのメンテナンスが不要です。高性能極板と電気抵抗の低い微細マットセパレータを使用したことにより、

高いエンジン始動性能が得られます


 


再考、八甲田山雪中行軍 7

2013年05月26日 | 近世歴史と映画

 

あゝ惨五連隊の凍死兵


 やがて途中鳴沢から数町手前の小高い丘で軍銃の逆に立っているのをみた。

大尉が渋い顔をしていった。

「どんな馬鹿が銃を捨てたのか」と憤慨の様子。

吾等に命じてその銃を担がせて進むと又も一丁発見した。

これをも担がせて鳴沢の峡をよじ登り、小屋より北方へおよそ十五・六町

(今の銅像の地点)に達した時は午后時頃と思われる。

 此の地は北西に面し、青森市を一望のもとに眺めることができる場所。

遠く函館と相呼びあうことが出来る地で高さ千二百尺、

冬季になって寒風が吹けば何物でも吹き飛ばすと云う難関の高所である。

此処より田茂木野村へと目指して下っても暴風は尚止まない。

すでに案内者各自は疲労が甚だしく、意識ははっきりせず眼はもうろうとして白雪も色彩を帯び、

着衣は上下共(麻織製)氷結して少しも曲がらず棒のような足で夢遊病者のように降りて行った。

ふと黒色の物を発見し近寄って見ると凍死兵!

是が五連隊雪中行軍遭難兵であった。(後刻判明)

嗚呼彼等はこの難所で一命を失ったのか、 仰向けに打倒れ銃を握り締め眉毛に雪が凍りついている。

一同は深く冥福を祈りつゝ吾身に引き換えこの惨たらしき屍をしばらく呆然として眺めていた。

いつしか暗黙の夜となった。

しかし大尉の「手を触るゝべからず」との命に空しく同情しつゝ山を下ること約一~二町、

又数個の凍死体を目撃し同情の念を投げつゝ下り続けた。