岩手県湯川温泉にある「世寿美屋旅館」のオススメは手作り料理の素晴らしさとオーナーご夫婦の気さくなところ。
「ほっとゆだ駅」から乗った湯けむりタクシーは玄関前まで入ってくれた。
広い玄関前だったけれど、植木や鉢物でいっぱいだった。
玄関入るとすぐに目に入ったのが奥様の手作りの作品とローケツ染め作家「平井ひろこ」さんの作品。
ドライフラワー、手芸小物、植木、タペストリーなどが、所狭しと並んでいた。
これらも季節によって替えているらしい。
通された部屋から見えたのはご主人がきれいに手入れをした裏庭と大自然だった。
新緑や紅葉の時はきっと素晴らしいと思う。
食事について
料理は朝、夕ともすべて奥様の手作り。
山菜類が多く、それもご主人自ら採ってきたものだとか。
品数、量と共に多かったが、油ものが少ないためか、完食してしまった。
一品一品が地元の食材を知り尽くした料理方法で、とても美味しかった。
ビールはサービスだった。
[夕食の一部]
[朝食の一部]
翌朝は電車時間の都合でチェックアウトの時間が早かったのだが、朝食の時間もそれに合わせてくれた。
温泉について
チェックインしてすぐにご主人が「とにかくお風呂へ」と勧めてくれただけあって、すごく良いお風呂だった。
とてもきれいに掃除されていて、無色透明で柔らかいお湯、源泉掛け流しのためお湯が溢れ、湯上がりの肌はすべすべになっていた。
窓から見える大自然を眺めながらのお風呂は最高だった。
この宿はリピーターがほとんどらしい。
一度訪れると、季節ごとに違った手作り料理と気さくなご夫婦に再び会いたくなる気持ちが良く分かるような気がした。