日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

花の宿 湯之沢館

2020-10-14 07:00:00 | 温泉・宿

赤城温泉、忠治温泉、滝沢温泉など赤城山の南麓にはいくつかの温泉があり、赤城温泉郷と呼ばれている。

その中でも湯之沢館のある赤城温泉は一番歴史が古い温泉。

 

赤城山南面の狭く、くねくねした道路(県道16号線)を進むと「赤城温泉」と書いてある看板が見つかった。

通りから外れ、その看板の方に進むと、数軒の宿が共同で使っている駐車場があった。

宿までは車が入らないほど狭い道の奥、階段を降りたところに「湯之沢館」の赤いのれんが見えた。

 

 

歴史ある宿らしく、それなりに古い建物だったが、趣が感じられた。

明治時代の文豪、与謝野鉄幹や高村光太郎なども泊まったとか。

たった7部屋ほどの小さい宿だったが秘湯感満載だった。

レンドリーで気さくな女将さんが出迎えてくれて、小さい宿ならではのおもてなしをしてくれた。

 

宿の大きさから、温泉もそれほど大きくはなかったが、湧出時は無色透明で、空気に触れると酸化して緑黄色を帯び、にごり湯となる温泉だった。

少し熱めだった。

 

[内湯]

 

二段になっている、石造りの露天風呂は男女別の時間があり、入ったのは夜になってからだったので、外の景色は見えなかったが、すぐそばに滝があるらしく、滝の落ちる音と川の流れる音を聞きながらのんびりと入った。

 

[半露天風呂]

 

 

そして、夕食。

食べきれないほどの量があり、質・味・地元の食材共に大満足で美味しくいただいた。(山菜はわざわざ山に採りに行っているようだった)

彩り、器も凝っていて、郷土料理もうれしかった。

 

 

 

 

 


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