日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

クマツヅラ(熊葛)

2024-06-26 07:00:00 | 植物

植物の科名を調べていると、『クマツヅラ科』というのが頻繁に出てきます。

クマツヅラとはあまり聞き慣れない名前なので、どのような花なのかと思っていました。

 

ウォーキング中にシソの穂に似たような花を見つけました。

その姿は、茎が何本も横に伸びて、とっちらかっているように群生していました。

花は穂状花序、まばらに小さな花が咲いていました。

 

ところがその花を拡大してみると、白と薄紫色のグラデーションで、なかなかのものだったのです。

そして、この初めて見た花が「クマツヅラ(熊葛)」だと知りました。

この花はヨーロッパやアジアなどで広く分布していて、日本でも古くから自生していたらしく、平安時代の書物にも載っているようです。

その当時は神事などで使われ、魔除の草として使用されていたり、漢方薬として止血剤や消炎剤などに利用されていたようです。

 


 

学名:Verbena officinalis

英名:Pigeon grass、Pigeon meat

別名:バベンソウ(馬鞭草)

科名・属名:クマツヅラ科 クマツヅラ属

原産地:日本、中国、ヨーロッパ

 

 

コメント
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