日々是好日

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金のなる木

2023-02-13 07:00:00 | 植物

「金のなる木」は昔、「この木を植えれば風水効果が高まって、運気が上がりお金持ちになる」と言われていた木。

それで新芽に5円玉を通し、成長すると同時に葉っぱの下の茎が5円玉の穴を通して伸びてく姿を良く見かけた。

5円玉がいっぱい付いていて、木が重そうになっているものもあった。

植えていた人に効果があったかどうか分からないけれど、今ではあまり見かけなくなった。

 

丸くぷっくりと膨らんだ葉っぱが特徴的な「金のなる木」の正式な名前はベンケイソウ科クラッスラ属の「クラッスラ・ポルツラケア」。

和名では「縁紅弁慶(フチベニベンケイ)」となっているけれど、それよりも園芸品種名の「花月(カゲツ)」、「華花月(ハナカゲツ)」などと呼ばれる方が多いようだ。

秋から冬には葉っぱが紅葉して、それに合わせるように、散りばめられた星のようなピンクの花が可愛い。

その可愛い木を「金のなる木」という名前ではあまり呼びたくない、何だか生々しくて・・・

ポルツラケアは難しいので、「花月」と呼びたい。

 

この木は品種が多くて、300種類もあると言われている。

見つけた木の品種は分からなかったけれど、多分、この木の中で最も代表的な品種の「花月」だと思う。

「花月」は葉が肉厚で緑色、葉の周囲に赤い班が入るのが特徴。

それが紅葉したので、緑の部分がなくなって、葉全体が赤くなってしまったのじゃないかな?

 



学名:Crassula ovata

英名:Jade plant、 Money tree

和名:フチベニベンケイ、金のなる木

科名・属名:ベンケイソウ科 クラッスラ属

原産地:南アフリカ

 

コメント
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