安倍極右内閣と護憲派の責任

安倍改造内閣が発足したが閣僚19人中15人が海外からも危惧・危険視されている
カルト右翼団体「日本会議」に属しています。
日本会議の閣僚は以下の通り。
安倍晋三総理、麻生太郎副総理、高市早苗総務相、岸田文雄外相
下村博文文科相、塩崎恭久厚労相、望月義夫環境相、江渡聡徳防衛相
菅義偉官房長官、竹下亘復興相、山谷えり子公安委員長、山口俊一沖縄・北方相
有村治子女性活躍相、甘利明経済再生相、石破茂地方創生相
閣僚以外でも谷垣幹事長は日本会議議連の顧問で、稲田政調会長は政策審議副会長、茂木選対委員長も会員である。
改造内閣で日本会議議連に所属していないのは太田国交相、小渕経産相、松島法相、西川農相の４人。
もっとも、西川農相と二階総務会長は「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」には名を連ねています。
しかも首相安倍は今話題になっている北九州の暴力団「工藤会」との繋がりも噂されていました。
※下関市の安倍首相(当時・内閣官房副長官）の自宅や後援会事務所に、2000年に火炎瓶が投げ込まれるという事件が起こりました。
3年後、逮捕された工藤会の組員が事件の真相を暴露します。下関市市長選で安倍の子飼いと言われる江島潔氏を勝たせるため、
安倍首相の秘書が、対立候補の古賀敬章氏について「「在日朝鮮人』とか『北朝鮮の金正日の手先』などという誹謗中傷の怪文書をバラまけ」
との「仕事」を工藤会に依頼していたのです。工藤会が犯行に及んだのは、「報酬が支払われなかった」という理由からとのことでした。

どちらにも所属していないのは、公明党の太田国交相、小渕経産相と松島法相だけということになります。
(もっとも公明党の太田国交相は別のカルト信者ではある)
　　
よくぞこれだけそろったバカ男、バカ女。本来戦争に反対するはずの女性が戦中の「国防婦人会」以上に積極的
戦争推進主義者でカルト右翼とは。

(ネオナチ団体会長と写真に収まり得意げなバカ女たち「稲田、高市」・・早速スキャンダルになってしまった)
しかも、安倍、山谷、稲田等は韓国、朝鮮を拠点とした反社会的カルト統一教会の信者、支持者です。
これらの閣僚を含めた議員は本当に我が国を思っているなら多少救われるかもしれませんが、彼らは国民の命などなんとも思っていません。
フクシマを切り捨て見捨て、毎年3万人からの自殺者をだす異常な国。まともに働けなく暮らしていけない国。
そのような中で既に旧ナチスドイツの「国家社会主義ドイツ労働者党」が日本会議と言う形で我が国でも誕生していると言えます。
全世界から相手にされなくなるのは当然です。

このような状況の中、護憲派と言われる勢力は何をしていたのでしょうか。このような事態になったのは護憲派の無力さもあったのではないでしょうか。
ほとんどが内輪や同じ考えの人ばかりの催しに終始し、それで９条が守れ、戦争が起きないと自己満足していたのではないでしょうか。
そして選挙になれば平和を守る○○党に投票をとか、選挙に集約し結果どれだけ票を伸ばしたのでしょうか
(多少伸ばしたこともあったかも知れませんが)。
一方では憲法違反の「裁判員制度」に反対もせず、領土問題では我が国固有の領土などと国家主義的主張もしてきました。
あまりにも戦争への危機感がなく戦争に対して真っ向から対峙しようとしなかったことが最大の問題ではないのでしょうか。
朝日新聞の誤報(擁護する気もありませんが)に対する執拗なバッシングに対して「しんぶん赤旗」を始め、護憲メディア
はなんら論評しようともしません。国を挙げての戦争突入態勢に対してあまりにも無力ではないでしょうか。
しかも下記写真のようにファシスト高市早苗、百田尚樹、櫻井よしこ等と共に並んで花輪まで出している始末です。安倍も出しています。
(辛坊治朗の「そこまで言って委員会」副委員長復帰への花輪)

護憲派も含めて全ての政党は一度解体してゼロから出直した方が良いのではないでしょうか。
習志野市でも市議会に差別的「生活保護バッシング」「集団的自衛権を行使しろ」「原発再稼働推進」などと言うとんでもない
陳情が我が物顔でまかり通っています。
前回は「原発再稼働」推進陳情は委員会を通ってしまいましたが、全国からの議会に対する抗議の声で本会議で叩きつぶされました。
今回は「生活保護」と並んで「思想調査」まがいのことをけしかける陳情まで出されています。
安倍政権の意向を受け、陳情者は利用されているのかもしれませんが、陳情の域を超え特定の者の排除を狙ったこのような卑劣なものは
一片の理解の余地もありません。

一方では「9条の会」は10月から全国で一斉に決起することになりました。
「集団的自衛権」「秘密保護法」施行反対の運動も盛りあがってきています。「原発0」の行動も引き続き収まることもありません。
大衆的な運動こそ有効な対抗手段ではないでしょうか。