投稿者:えみ
長女H奈が5月に誕生日を迎え、10歳になりました。
ひとつ、ふたつ、みっつ・・・というように『‥つ』が付いていた年齢が終わってしまったのです。
『‥つ』と数えるうちは脳も考え方も子どもだそうですが、
10歳になると脳がほぼ完成し、0歳~9歳の間に集めた情報を元に自分で判断し、行動し始めるそうです。
我が家の10歳、教科書通りに(?)反抗し、反発し、人(特に母親)に指図されるのがものすご~く嫌なご様子。
3年生まではたくさん遊んでほしい。
と思っていたので、日々忙しそうに遊び相手をみつけては出歩いている陽奈のことを、よしよし。
と思っていたのですが、さすがに4年生ともなると勉強もそろそろしなきゃ・・・と思い始めたところでした。
そんな中、4年生で担任となった先生は、50代の男の先生。
元気いっぱいで校内の人気者。
担任になったことのない子どもでも顔くらいは知っている『おもしろい先生』。
この先生の新年度保護者会の時の挨拶は『え~、私が言うのもなんですが…子ども達にはいっぱい遊べ!と言っています。わっはっは~(笑)』
でした。
そろそろ勉強させなきゃ・・・と思っていた私、子どものように
『え~!(勉強やりなさいって言わなくて)いいの~?!やった~!!』と感激し、
『ねぇねぇ、まだまだ遊んでていいんだって~!きっといい先生だよ!』と夫に報告。そして遊び期間の延長を決定したのでした。
とは言え、本当に遊んでいるだけでいいのでしょうか。
時間がたつにつれ、H奈の苦手が目につき、本当に大丈夫~?宿題少ないよね。
そう思い始めた先日、個人面談がありました。
先生の話はもちろん、どんどん遊べ!が前提ではありましたが、
H奈の頑張っているところ(自分の考えをたくさんノートに書いていること)を褒めてくれて、
算数のつまづきは避けた方がいいことなどの話しでした。
家に帰ってから、たまたま早く帰ってきた夫と皆で話をしていると
H奈『そうだよ!先生いっぱい遊べ!って言うんだよ。
でも、思ったことはメモしたり、文章にしたり、そういう事をちゃんとしなさいって言うんだ。』
『でもね~、自分はまだまだ出来てないと思うんだよね。』と。
色々考えているんだなぁと感じたひと時でした。
つぐちゃんに薦めてもらった本『見える学力見えない学力/岸本裕史/大月書店』でも算数のつまづきについて書いてあったこと。
文章力をつけるためには読書がいいこと。
いざ勉強しようと思ったときに頑張れる底力のようなものを身につけるためには良い経験が必要だということ。
等々、私の中で色んな点が線に繋がった瞬間でした。
10歳の長女の母も母10歳。今までに得てきた情報をまとめて10歳なりに考え始めたところです。
これからも母子ともにあっちこっち方向転換しながら一人前になっていく・・・・予定。