投稿者:のりこ
無事退院されたつぐちゃんから「Sちゃん、ずいぶん長い文を話せるようになっていて驚いたわ~」と言っていただきました。
毎日接しているとあまり感じなかったのですが、振り返ってみれば、確かに最近、急に言葉数が増え、
かつ、長い文章にして話せるようになってきました。
「会話ができるようになったな」と感じた最近のできごとは、多摩動物公園へ家族で遊びに行った帰り、
車の中で何かをしゃべっていたとき、Nが「でもね、Sちゃんはだめだよ~」と言ったら、Sが即座に「なんで?!」と返したこと。
Kと「おお!Sが“なんで?”って言ってる!」と感動したのでした。理由が知りたい、と思うようになったのだなあと。
「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言える子になってほしいと思って、
声掛けしていますが、だんだんと言えるようになってきたかな
。Nと喧嘩して、どう考えてもNのほうが悪いのでは・・・というときにもなぜかSが即座に「ごめんね」と言う。
お茶が欲しいと、まだ「おちゃ!」と言うことが多く、
向かいでNが「おちゃください」と言うとハッとして「ください」と付け足しています。
でも渡すとすぐに「ありがと」と言えるときもあって、成長しているなあと思います。
つぐちゃんちの庭で、ブランコを立ちこぎしているSとおしゃべりしていたら、
つぐちゃんに「会話ができるようになると、ますます楽しくなるわよね」と言われ、本当にその通りだなと思いました。
特にKは、おしゃべりができるようになったSがかわいくて仕方がないようで、
「Sはかわいいなあ~」と、抱っこしてはチューを繰り返しており、若干Sから嫌煙されています(笑)。
Nがしゃべり始めた時も、「かわいいなあ~」と言っていました。
男性は特に、意志疎通がスムーズになるとそう強く感じるのかもしれませんね。
つぐちゃんちで、一度使ってその辺に置いておいたおもちゃの携帯をHちゃんがもっていったら、
いきなり泣きながらHちゃんの髪をひっぱって「とんないでー!」と言う。
お気に入りのピンク色のスクーターを、Rくんが使っていたら「づがいだいのにー!」と泣く。
などなど、言葉も出るけど手も涙も出るのにはあららら、ということもありますが、
その都度「言葉だけで言おうね」「泣かないで”次貸して“って言ってみたら?」と話してみています。
「次貸して」と言っても「やーだー」と言われることも多いけれど、そうやっていろんな経験をしていくのが大事なのかなと思います。
相手の子のお母さんたちも温かく見守ってくれるのがうれしいです。
そして、同じくらいの年齢の子たちと、こうやって遊びを通していろんな経験ができるつぐちゃんちは、本当に本当に貴重な場所です。
Sの言葉の成長の大部分は、この素敵な環境があってこそ。
つぐちゃん、元気で帰ってきてくださってありがとうございます。