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育児サークル「わはは」

わははの仲間の「ちょっと聞いて!」

どっち?

2008-09-08 14:42:13 | Weblog
投稿者:かつら


幼い頃、毎日兄弟3人で遊んでいた。
「兄弟仲良く遊ぶ」これは親にとっては嬉しい事だったのだろう、と今になって思う。
大人になると当然昔のようには遊べず、兄弟との付き合い方は変わってくる。

 年子の弟と殴り合いの喧嘩をしていたのはいつ頃までだろう。
毎回私が勝っていたのだから、身長も体力も私のほうが勝っていた小学校高学年位までだろうか。
いつの間にか体格はあっさりと抜かれ、喧嘩どころか会話する事さえほとんどなくなっていた。
それは大人になった今でも変わらない。
弟はいい人だし決して仲が悪い訳ではないが、良い訳でもない。
SEの弟に、PCの事で質問がある時だけ連絡をする私と、私からの連絡にはほぼ無視状態の弟。(10回電話して1回出るか出ないかだ。)
会えば話しはするけど…という程度の関係。
これって異性の兄弟だから?


 3つ年下の妹にチョッカイを出しまくっていたのはいつ頃だろう。
廊下をすれ違うだけで叩いたり、泣かせるような事をわざと言ったり、と随分かわいそうな事をしたものだ。
妹は周囲を気にせず大声で泣いていたから、幼稚園の頃だろうか。
いつの間にか、妹と対等に話が出来るようになっていた。
それは大人になった今でも変わらない。
お互いの家に行ったり、外食に行ったり、買物に行ったりもする。
これって同性の兄弟だから?


 お腹の子の性別はまだ確認していない。
「どっちがいい?」とよく聞かれるが、どっちがいいのだろう。
上の子と同じ方が将来的にはいいのだろうか、と自分の例をあげて考えてみるが、これは私の場合だけかもしれない。
異性兄弟で超仲良しもいれば、同性兄弟で超不仲もいる。

 親としては、せめて幼いうちは兄弟仲良く成長してほしいと思うものなんだなぁ…と、新しい親心に気付く今日この頃デス。


育児サークル「わはは」
投稿者:かつら

制限されているからおもしろい パート2 「遠足のお菓子」

2008-09-08 14:39:43 | Weblog
投稿者:東天亭埜香


2年前の夏、学会で東北は岩手花巻に行きました。帰りに宮沢賢治記念館に寄りました。その時の所持金が2000円(つい、ぎりぎりまで本を買ってしまったりします)。帰りの切符は買ってありましたが、まだ、お昼御飯を食べていませんでした。
「せっかく、ここまで来たのだから、盛岡冷麺を食べて帰りたいなあ」 とにかく、記念館を回り、おみやげを見ました。「雨にも負けず、風にも負けず・・・」と背中に書いてある子供用のTシャツが目に留まりました。これを買えば、冷麺は食べられません。それどころか、普通のお弁当も買えなくなるでしょう。さあ、どうしましょう。
 結局、真剣に考えた末、Tシャツを買い、新幹線の中では、お昼の代わりにスナック菓子を一袋買って食べました。銀行に行ってお金を調達する、とか、カードを使う、という選択肢もあったのかもしれないのですが、その時は、考えませんでした。新幹線の中で売りにまわっていたアイスクリームやコーヒーは、かなり輝いて見えました。飲んだらさぞかしおいしかったでしょう。
 自由に使えるお金があるときには、このような一生懸命考える“楽しみ?”は生まれません。そこで、ふと思い出したのが、小学校の遠足の時の先生の言葉です。
「遠足のお菓子は、ひとり200円までです。」
 遠足の前日には必ず、友達と、100円玉を2つ握りしめ、お店のお菓子売り場を行ったり来たりしました。28円のスナック菓子はどれにしようか、このチョコレートコーティングのパイは高いけれどとてもおいしい、このキャラメルを買っていくと、物々交換に役に立つ、チョコレートの種類は、いろんな味が仕込んであるものにするか、サクサクという歯ごたえのあるものにしようか、など、考える要素には事欠きません。しかも値段は200円まで、これを超えることはできません。いかに限りなく200円に近づき、自分の好みに合わせて、アレンジするか、小さい頭をフル回転させて、友達とあーだこーだ言いながら、最後には、意を決してレジに向かう、なんともいえないドラマがありました。
 200円でこれだけ、楽しめたのです。だから(もちろんお金は欲しいのですが)、今の暮らしにも、できるだけ楽しみ?を見つけて過ごしたいと思っています。
 ちなみに、娘が先日、「雨にもまけず」のTシャツを着ていたのですが、シャツの下の方が折れ曲がって「ず」の字が見えなくなっていました。すると、「雨にも負け、風にも負け、雪にも、夏の暑さにも」・・・うーん、まるで、今の私の生活のようです。



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投稿者:東天亭埜香