和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

つながり読書。

2017-06-17 | 本棚並べ
日垣隆著「つながる読書術」(講談社現代新書)。

そこから引用。

「いま読んでいる本の中で紹介されていた文献を
手に入れよう。・・・・そこで『不要』と判断しない限りは、
すぐにネット書店で全部注文することにしています。
たいていすぐ届くので、届いた日に読み終えてしまうのがコツです。
さもなくば、どんどんたまるばかりでしょう。
・・・・ちなみに、学者やジャーナリストが、
本の内容を引用する場合、どの本のどこにその箇所が
あったかを忘れてしまうと大変なことになります。
・・・私は本を購入したときに、
『古典講座テキスト』とか、『・・・の参考文献』とか、
なぜこの本を買ったのかという理由や目的を、
最初のページに書き込んでおいたり・・・・
こうすれば、『つながり』を忘れることなく
・・・手っ取り早い方法です。
読書量が多くなればなるほど、この本をなぜ買ったか、
忘れてしまって当然です。が、その『なぜ』は、
とても重要なことですから、何らかの形で
判別できるようにすることをお奨めします。」(p139~140)


たしかに、なぜ、この本を買ったのだっけと
本を読まずにイライラしていることがたびたびあり、
私にも、御利益ありそうな『つながり読書』です。
『届いた日に読み終えてしますのがコツ』というのは、
私には無理(笑)。でもパラパラと開いてみることは
出来そうなので、まずは、そこから。


ちなみに、『WILL2008年2月号』に
渡部昇一と日垣隆との対談が掲載されていて、
そのつながりで、何冊か日垣氏の本を購入して
あったものでした。その何冊かをもう一度
開いているところ(笑)。


そういえば、最近は新聞雑誌の書評欄への興味が失せて、
本の中で紹介されている本へと比重が移動してます。

『最初のページに書き込む』は、
私にもできそう。
重要な『なぜ』つながり。
うん。その『つながる読書』。
これなら、私にもできそうです。

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