門田隆将著「疫病2020」(産経新聞出版)届く。
『おわりに』から引用。
「・・・共産中国が決定的に勘違いしているのは、
『人間の良心』をまったく無視していることである。
力で押せば、必ず相手は引く。
中国は、そう疑いなく思い込んでいる。
・・・日本が未来永劫、独立を保ち、国民が平和と
幸福を享受できるか否かの分岐点であろうと思う。
そのことも読み取っていただけたら、と願う。」(p357)
「政治家も、官僚も、省庁も、企業も、コロナ禍で
これ以上ないほどの情けない姿を晒した。・・・・・
そんな中で、高いモラルと使命感、そして責任感に支えられた
医療従事者の方々によって『日本が救われた』ことを、
感謝を込めてあらためて記しておきたい。
2020年を襲った疫病は、世界秩序も、国家防衛のあり方も、
人々の生き方も、すべてを見直さなければ『生存』さえ
危ぶまれることを私たちに教えてくれた。
本書を手にとってくれた皆様が、そのことの意味を考えてくれるなら、
本書が刊行される意義も幾許(いくばく)かはあったかもしれない。」
(p358)
はい。読み甲斐のある手紙のように、新刊が届く。