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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

手書き。

2009-11-07 | 手紙
ネットで本を注文すると、たいていは古本。最近、すこし部屋の片付けをしようと思ったりする。すると、すぐに片付ける手がとまるものですね。こういうときに限って、気がついたりします。
最近気づいたことは、何か?
封筒のあて名書きでした。古本屋さんが手書きで宛名を書いて送ってくれているところがあります。安くて欲しい本を注文するので、いろいろはじめての古本屋さんだったりします。居ながらにして、手書きの私の住所・名前を、いろいろと見ることが出来る。

最近は古本で、加藤秀俊著「メディアの発生」を、港区の「小川書店」さんへと注文しました。ちなみに送料とも2340円。あと振込料。この宛名書きは達筆でした。几帳面で達筆。う~ん。女性かもしれない。いやいや年輩の方かなあ。と思い直したりする。自分がきたない字を書くので、ゾンザイな手書きも違和感なし。達筆だとかえって不思議な気持ちになったりします。丁寧に書いてある達筆の方もおられるし、ゾンザイな達筆の方もいる。自分の住所氏名を、いろいろな方の字で見るというのも、オツなものですね。なにやらホッとしたりする。おかしなものです。それに、ちょっと自分でも真似したい手書き文字があったりすることもある。う~ん。小学生みたいな、あたり憚らぬ書きぶりだったりするのは、笑えません。私の手書きがダブって思い浮かぶ。というので、ちょっと片付けながら、探してみると6~7枚、宛名の封筒がみつかります。そういえば、手書きの宛名封筒というのは、案外捨てづらいものですね。ちょっと脇に置いておいたりしていたことに気づきます。これからは意識して採っておこうと思ったりします。

う~ん。このくらいにして、
清水義範著「大人のための文章教室」(講談社現代新書)のはじまりの方の文章を思い浮かべたりします。


「・・そんなわけで、この文章教室で最初に導き出される文章のコツは、心をこめたい文章は手書きにすべし、である。」(p19)


え~と。ああそうそう。
私は部屋の片づけをしようとしていたのでした。
コメント
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