わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

短 信(21)

2013-07-18 09:43:56 | 癒し
 人間の心というものを失ったら、私達は
神様の愛を説いてゆけなくなるという
ことを、先ず申し上げなければなりません。 

 確かに、私の申しました消えてゆく姿
という教えは、迷いが出れば、ああこれも
消えてゆく姿、怒りが出れば、ああこれも
消えてゆく姿とおもって、そうして
世界平和の祈りに
 世界人類が平和でありますように
 日本が平和でありますように
 私達の天命が完うされますように
 守護霊様ありがとうございます
 守護神様ありがとうございます
 というこの祈りのなかに全部そのまま
放り込みなさいとも申しました。しかし、
ああこれも消えてゆく姿なんだなという
ことはですね、これは、辛いかなしい、
あの野郎、この人さえいなければ私は・・・
なんていう、我々が日常抱くおもいね、
そういうものを、否定するってことでは
ないんですよ。
 よろしゅうございますか、わかります?

 そうじゃないんです。ああ消えてゆく
姿だなっておもうってことはですね、
その湧き上がってきてどうにもならない
思いをそのまま一たん抱いて、無理に
捨てるんじゃなくて一たん抱いて、
それで、そのままだったらつぶれちゃい
ますから、世界平和の祈りという大愛
大調和の祈りのなかに、抱いてるあなた
ごと、すっぽり入る、ということなんです。
 そうしますとね。永年の思いグセで、
辛い憎い、ツラニクイってなおもいはですね、
そうそう我々の努力だけで、消えてゆく
ものじゃないんです。消せない。だから、
一たん、そのままの自分を、神様に返して
しまう。そうして、あらためて、光の
いのちをいただくんです。戴きなおしの
いのちですよね。神様の愛を、光の
シャワーをあびる。そのシャワーを、
もっとも無理なく浴びられるのが、
世界平和の祈りなんです。このなかに
入れちゃうと、何しろ大愛ですから、
全部消えちゃう。いつの間にかスッキリ
するんです。

 けれども、人間が、みんな色々な顔を
持って生まれてきていますように、
その人の個性といいましょうか、
おのおのの心というものね、おもいグセ
じゃないこころですよ、それは神様は
大事になさる、して下さるんです。
 ですから、無理に神様に近づこうと
して、背のびなんかしない方がいいんです。
 ただ、呑気になって、お任せする。
 お任せして、消えてゆく姿で世界平和の
祈りをつづけて下さったら、あなたの
あなたらしいところが、益々素直に出て
参ります。ですから、どうぞそのままで
明るく明るく毎日をお過ごし
下さいますように。
              合 掌
                昌 久