わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

短 信(20)

2013-07-17 07:42:15 | 癒し
 光というものは、あたり一杯に渦まいて
いるのだと御理解下さい。

 どこかに行けば光がある、というのではなく、
どこも光なのだということなのです。今あなたの
住んでおられるお宅も、あなたが歩かれるところ、
すべてに、光はあるのだということであります。

 人間というものは、光のいのちなのです。

 私がいつも申しますように、神からわかれた
分生命(わけいのち)、分霊(わけみたま)、
これが人間の真性、真実のすがたなのです。

 神様の本質というのも変だけれども、神という
ものは、愛とゆるしの光、調和の光をずっと
放射しているそういう方ですから、その光を
受けて生まれてきた人間は、神の子、光の子
というわけなのであります。
 ですから、光というものは、あなた自身の
なかにあって、いつもあなたを導き、肉の身
そのままで、光にみたそう、明るい、素直な
おもいに満たそうと一生懸命なのです。

 生命の源である光が、今、あなた自身の
なかに活きて、働いているのだということを
どうぞかたくお信じになって下さい。

 そうすると、先ず、自分自身が光なのですから、
光は、そこら中にみちているということに
なります。それは、あなたの(人間の)本心の
光が、かがやいて、自然万般に
みちている光(生気)と相抱き、互いに
そのかがやきを増すのであって、決して、
人間が偉いからではありません。

 すべてのものが、みな、素直に大生命に
帰一する時、光となるのであります。光そのもの
となってゆくのであります。

 私も、昌美も、また、この世界に生きる
心ある宗教家は、元々の大生命のかがやきと、
その大生命を源として、人が生まれてきた
事実とを、あるいはまた、人間が本来、すなおな
朗らかな、おおらかないのちそのもので
あることを伝えつづけているのであります。

 光は遠くにあるのではない。光は自分のうちに
あって自分を生かし、光と光を結んで、
この地上を、宇宙を照らしてゆくのであることを、
どうぞお覚え下さい。

 世界人類が平和でありますように
                昌 久