このシリーズも、いよいよ最終回。やっぱり、車は「安全性」が重大なテーマである。この「CX-5」は、ヒューマンエラーを引き起こし易い部分に、先進のテクノロジーを搭載して、車の側でアシストしてくれる。先進テクノロジーのいくつかを紹介しよう。まず、①SCBS=前方危険に対し、自動的にブレーキをかけ、衝突回避をサポート。②AT誤発進自動制御=前方障害物があるのにアクセルを踏んでも車は進まない。③RVM=後方から接近する車を検知し、ドアミラー面に警告表示。これにより、左右の死角に車がいるときの車線変更を回避。安全走行に寄与。④DSC&TCS=横滑り防止機構とトラクションコントロール。滑りやすい路面でのコーナーリングや急ハンドル操作など、安定した走行姿勢を自動制御。⑤4W-ABS&EBD=4輪アンチロックブレーキ、自動制動力配分システム。これによりブレーキングの信頼性向上。さらに、緊急制動時のブレーキアシストを装備。⑥ESS=50Km/h以上で走行時に急ブレーキをかけると、ハザードが自動で高速点滅し、後続車に注意喚起する。⑦HLA=坂道発進の自動アシスト機構。また、下り坂でのバック走行もこの機能でスムーズにアシスト。⑧AFS=夜間走行時のコーナリングでは、ライトが自動的に旋回方向を照らしてくれ、直線に戻るとライトは正面に戻る。⑨クルーズコントロール=高速走行時、セットすることで自動で一定速度を保持。アクセルから足をはなして、ラクラク運転。その他、ドライバーや乗員を万一のときに守ってくれる革新の技術や細心の配慮が、世界最高水準の衝突安全性能をバックアップしている。例えば、衝突時後席乗員滑り込み防止機構、衝撃吸収ステアリングシステム、荷物侵入制御機構リアシート、歩行者保護衝撃吸収ボンネット等々。とにかく、最終回なので、長々と書いたが、「走行時の安全」「乗員の安全」双方にシッカリとした技術を投入しているのは確か。コストパフォーマンスから見ても、お得な車といえるんじゃないかな・・・
おしまい。
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